『地獄のコマンド』 侵略を阻止しろ!
『地獄のコマンド』(1985) 監督ジョゼフ・ジトー 出演チャック・ノリス
5月21日に『チャック・ノリス アクション DVD-BOX』が10,290円で発売される。
これは買うしか!と思ったが、収録作品は『地獄のヒーロー』『デルタフォース』『テキサスSWAT』『野獣捜査線』そして『地獄のコマンド』の5本。あのー、『地獄のヒーロー』と『デルタフォース』はもう持ってるんですけど。しかも廉価版ではなくもちろん発売と同時に買ったのでそれぞれ3,980円。あーもう買わずに待ってた方が得だったってこと?せめてバラ売りもして欲しいんだがなぁ。
実はわたしは割とチャック・ノリス好き。今回のDVD-BOXも『コマンド』『ヒーロー』『デルタ』『野獣』の4本は劇場で観ている。なんだ『テキサスSWAT』は観逃してるじゃないかと思う人もいるかもしれないが『テキサス』は劇場未公開のビデオ発売のみなのだ。そう考えると結構なチャック・ノリスファンって気もするが、大学のシネマ研究会のある先輩にはかなわない。この人は入部時に「好きな俳優は?」との問いに「チャック・ノリスです」と答えたばっかりにその場で“チャック”というあだ名が命名されてしまった。そして卒業までの4年間ずーっと“チャック”呼ばわり。っつーか今でもチャック。このままだと多分一生関係者の中ではチャックのままだろう。
『地獄のコマンド』は原題の『INVASION USA』が示すとおりアメリカが侵略の危機にさらされるストーリー。といっても『若き勇者たち』のように軍隊が侵攻してくるのではなく、テロリストによる同時多発テロというのが今となってはタイムリーである。テロリストはイスラム関係ではなく(おそらく)ソビエトの手先。まだソ連があった時代である。チャック・ノリスはこのほかにも出世作であるベトナム戦争でのMIA(戦闘中行方不明者)奪還の『地獄のヒーロー』やイスララムテロリストによるTWA機ハイジャック事件を題材にした『デルタフォース』などがあり、映画の傾向から察するにおそらく愛国者でタカ派なのであろう。
チャック・ノリスといえば元全米空手チャンピオンとして有名だがこの作品ではあまり格闘アクションはなく、写真の2丁UZIピストルの乱れ撃ちなどのガンアクションが中心だ。ショッピングモール内でのカーチェスはなかなかいい。
終盤にはアトランタでと市街戦があり、極めつけはラストのバズーカによる至近距離銃撃戦。それ絶対バズーカの使い方として間違ってるって。しかも自分まで爆発で吹き飛びそうだし。てなことをツッコみつつもカッコいい!と拍手喝采してしまうのでした。ぱっと見は単なるヒゲのオッさんなんだけどね、チャック。