『フォーエヴァー・ヤング/時を越えた告白』(1992) FOREVER YOUNG 102分 アメリカ
監督:スティーヴ・マイナー 製作:ブルース・デイヴィ 製作総指揮:ジェフリー・エイブラムス、エドワード・S・フェルドマン 脚本:ジェフリー・エイブラムス 撮影:ラッセル・ボイド 音楽:ジェリー・ゴールドスミス
出演:メル・ギブソン、ジェイミー・リー・カーティス、イライジャ・ウッド、イザベル・グラッサー、ジョージ・ウェント、ジョー・モートン、ニコラス・サロヴィ、デヴィッド・マーシャル・グラント、ロバート・ハイ・ゴーマン、ミリー・スレイヴィン、エリック・ピアポイント、アート・ラフルー、アマンダ・フォアマン
メル・ギブソン主演のSFラブファンタジー。
1939年、恋人が交通事故で昏睡状態に陥ってしまった空軍のテスト・パイロットがやけになって友人の科学者の1年間の人口冬眠実験の被験者となる。
それから時は過ぎ1992年、彼は53年ぶりに目覚めたのだ。なぜ1年で目覚めなかったのか。恋人はどうなったのか。彼は困惑する。そして彼の身体に異常が起き始めた。
メル・ギブソンと友達になる少年とイライジャ・ウッドが演じている。まだ幼いのに大人顔負けの演技だ。はしゃぐところはちゃんとはしゃぎ、物思いにふけるところはちゃんと物思いにふけっている。ラストではメル・ギブソンに習った飛行機の操縦方法で見事にB-25を野原に着陸させてみせる。操縦方法を習うシーンは木の上の家であり合わせの物で作った計器や操縦桿でやるのだが、これが本当に飛んでいるように見えるから不思議。
メル・ギブソンは色気のあるセクシーな演技で、登場する女性を片っ端から虜にしていく。モテモテなんである。人口冬眠装置から解凍されるシーンでは尻も映る。どうやらアメリカの女性にとってメル・ギブソンのヒップというのはセクシーさの象徴らしい。予告編しか見ていないが、メル・ギブソンが女性の心の声を聞けるようになってしまう映画で横に立った女性が「うわぁセクシーなヒップ」と言っているのを観たことがある。『バード・オン・ワイヤー』でもメル・ギブソンは尻を撃たれるし。
父親が自分が1歳の時に蒸発してしまったイライジャ・ウッドにとってメル・ギブソンはケンカも強いし屋根の修理もやってしまう理想的な父親に感じられたのだろう。だからあんなに慕い助けたのだ。
母親のジェイミー・リー・カーティスはボーイフレンドの医師がいるものの、メル・ギブソンにちょっと心惹かれてしまう。メル・ギブソンとイライジャ・ウッドを乗せた車でカーチェイスをやってFBIから逃げる勇気の持ち主だ。シングル・マザーとして看護婦をやりながらイライジャ・ウッドを育ててきたのだろう。男運が悪かったようだが医師は良い人物なので上手く行って欲しいものである。
昏睡状態に陥ってしまった恋人はとっくに死んでいるだろうと思ったが、回復して今でも生きていると知ったメル・ギブソンはB-25で恋人の元へと向かう。人口冬眠装置の設計ミスで老化は止まっておらず急速に老人になっていくメル・ギブソン。そして恋人に出合って、交通事故の日に言えなかった告白をする。
この手の話だと空軍が悪者になる場合が多いが、この作品ではそれほどでもないのもロマンス風味を壊さないので正解だろう。カーチェイスといっても派手なものではないし、全体のバランスが崩れていない。
メル・ギブソンが徐々に老けていく特殊メイクがなかなか出来が良い。最後には白髪頭が薄くなっているがあれはカツラだろうか。
監督のスティーヴ・マイナーは『13日の金曜日』シリーズのいくつかと『U.M.A. レイク・プラシッド』などの印象が強いので個人的には異色作に感じる。ジェリー・ゴールドスミスの音楽は例によって軽快に聴かせてくれる。
『ザ・グリード』
『ヤッターマン』
『ロストボーイ:ニューブラッド』
『ロストボーイ』
『ヴァン・ヘルシング』
『ウォッチメン』
『若き勇者たち』
『ドニー・ダーコ』
『3人のエンジェル』
『ダーティ・ダンシング』
『ウォーロード/男たちの誓い』
『アウトサイダー』
『墓石と決闘』
『ハートブルー』
『ロードハウス/孤独の街』
『ゴースト/ニューヨークの幻』
『イエスマン "YES"は人生のパスワード』
『ドリトル先生不思議な旅』
『ディファイアンス』
『バスケットケース3』
『バスケットケース2』
『パッセンジャーズ』
『ドクター・モローの島』
『密殺集団』
『バスケットケース』
『ミスト』
『マックス・ペイン』
『バビロン A.D.』
『パニッシャー:ウォー・ゾーン』
『トム・ヤム・クン!』
『U.M.A. レイク・プラシッド』