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『カオス』 オチでドッキリ終焉の頃

B000ZH6R00.jpg『カオス』(2005) CHAOS 107分 カナダ/イギリス/アメリカ

監督:トニー・ジグリオ 製作:マイケル・ダーバス、ヒュー・ペナルト・ジョーンズ、ギャヴィン・ワイルディング 製作総指揮:デヴィッド・バーグスタイン 脚本:トニー・ジグリオ 撮影:リチャード・グレートレックス プロダクションデザイン:クリス・オーガスト 衣装デザイン:ボビー・リード 編集:ショーン・バートン 音楽:トレヴァー・ジョーンズ
出演:ジェイソン・ステイサム、ウェズリー・スナイプス、ライアン・フィリップ、ジャスティン・ワデル、ヘンリー・ツェーニー、ニコラス・リー、ジェシカ・スティーン、ロブ・ラベル

 ジェイソン・ステイサムが刑事、ウェズリー・スナイプスが銀行強盗と、二大暑苦しい俳優の共演にも関わらず、アクション映画ではない。サスペンス映画だ。それも底の浅いサスペンス映画。
 ストーリーは、一向に盛り上がる気配を見せない。これがこうなった場合は、あれはああだという場合が多いシーンでは、素直にそのままあれはああだ。まさか、そのまんまのラストじゃないよなと思っていたら、そのまんまなラストだった。いや、オチが読めてしまうから悪いっていうんじゃない。定番なストーリーに定番の展開でも面白い物は面白いし、つまらない物はつまらない。この作品には見せ方、演出に工夫が足りない。
 2005年作品とはいえ、この手のパターンってもう古いよな。
 一時流行った“オチでどっきり”系サスペンスも、終わりを迎えつつあった頃の作品。

 演出が70年代風で古くさく、会話のシーンも説明的に過ぎる。車対バイクのカーチェイスのシーンもまるで熱くならない。序盤の銀行強盗のシーンで多少期待させてくれただけに残念。緊張感に欠け、お行儀良くまとまり過ぎな感じ。平凡というか凡庸だな。
 カオス理論関係ないよね。

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