『ジーパーズ 恐怖の都市伝説』(2003) MONSTER MAN 91分 アメリカ
監督:マイケル・デイヴィス 製作:イハド・ブレイバーグ、イッチャク・ギンズバーグ、ラリー・ラトナー、スーザン・R・ロジャース、製作総指揮: ピーター・ブロック、脚本: マイケル・デイヴィス 撮影:マシュー・アーヴィング 音楽:ジョン・コーダ
出演:エリック・ジャングマン、エイミー・ブルックス、ジャスティン・ユーリック、ジョー・グッドリッチ、マイケル・ベイリー・スミス、ロバート・R・シェイファー
『ジーパーズ・クリーパーズ』にタイトルが似ているが、まったく関係なし。というか、原題は『MONSTER MAN』じゃないか。怪物男とはストレートだが、モンスタートラックに乗って主人公たちの車を追いかけてくるからモンスターマンなのかも知れない。
ホラーじゃなくてコメディ。迷い込んだ街で酒場にはいると、そこの脚が全員片腕か片足なシーンはぞっとするが、それ以外は笑えるシーンの連発。知らずに人肉のスープを食ってしまったシーンすら笑える。
ただ、制作側がどこまで笑わせてやろうと思っているのか、それとも真剣に怖がらせてやろうかと思っているのかは不明だ。天然じゃなくて、狙って笑いの演出をやっているようだが。
生真面目で未だ童貞の主人公と、イカれたアホな友人が、一緒に旅をしている。その掛け合い漫才的な会話が下らないがそれなりに笑える。
ラストは『悪魔のいけにえ』的一家の家に連れ込まれて、ようやくとこれまでの謎が解ける。人々が片腕片足だった謎。そして主人公がつけ狙われた謎。その謎が実にくだらなくて良し。
ホラー風味が出てきたかなと思ったが、やっぱりギャグ。スイスアーミーの万能ナイフも大活躍だ。日本では銃刀法で認められた長さのナイフでも、持ち歩いていると警察にしょっ引かれる世の中だが、いつジーパーズ一家に捕らえられるかも分からない。ランボーナイフとまではいかないが、スイスアーミーナイフぐらいはかまわないのではないか。
オレは大のコメディ好きだから楽しめたけど、このジャケットでホラー映画だと思い込んで(というか、普通思う)借りたホラーファンは怒ったかもなぁ……