『ツイン・ピークス/ローラ・パーマー最期の7日間』(1992) TWIN PEAKS: FIRE WALK WITH ME 135分 アメリカ
監督:デヴィッド・リンチ 製作:グレッグ・フィーンバーグ 製作総指揮:マーク・フロスト、 デヴィッド・リンチ 脚本:デヴィッド・リンチ、ロバート・エンゲルス 撮影:ロン・ガルシア 音楽:アンジェロ・バダラメンティ
出演:シェリル・リー、レイ・ワイズ、ダナ・アッシュブルック、ジェームズ・マーシャル、メッチェン・エイミック、ペギー・リプトン、カイル・マクラクラン、デヴィッド・ボウイ、キーファー・サザーランド、ハリー・ディーン・スタントン、ミゲル・ファーラー、ユルゲン・プロフノウ、モイラ・ケリー、ヘザー・グレアム
デヴィッド・リンチ特集の時に書き忘れてたので。
この映画を3つの言葉で説明するならば、
1.テレビ版を観ていないと、まったく分からない
2.テレビ版を観ていても、さっぱり分からない
3.なにしに出てきたんじゃ、デヴィッド・ボウイ
テレビ版の前日譚なので、テレビ版では解かれないままだった謎の答えが提示されるわけではない。そもそもはこういう始まりだったのか、というのが分かるだけだ。
難解と言われることもあるようだが、難解ではない。難解というのは、筋が複雑に絡み合っていて、それを解いていかねば理解できない物のことを言う。
『最後の7日間』にはそもそもその筋がない。イメージの羅列が展開されるばかりで、そもそも理解されるということを求めて作られてはいないのだ。
映画は主人公ローラ・パーマーの死に至るまでの最後の7日間を描いた作品なので、カイル・マクラクランやミゲル・ファーラーも多少登場するがほぼゲスト扱い。最近では『24』シリーズで人気のキーファー・サザーランドがまだ青臭いイメージで登場するが、序盤で退場してしまいこれまたゲスト。
映画単体では成立せず、あくまでもテレビ版と合わせて観ることが必要だ。
そして、映画とテレビを両方合わせても、それでもなおツイン・ピークスは謎のまま。
世の中の映画全部が全部こうだと困るが、たまに観る分には面白い。理解できる=面白いじゃないんだよな。