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『スティーヴン・キング 8つの悪夢:バトルグラウンド』 兵士人形との戦い

B000TZF99I.jpg『スティーヴン・キング 8つの悪夢:バトルグラウンド』(2006) NIGHTMARES AND DREAMSCAPES: FROM THE STORIES OF STEPHEN KING オーストラリア/アメリカ

監督:ブライアン・ヘンソン 製作:マイク・ローブ 製作総指揮:ビル・ヘイバー、ポーラ・ワグナー 原作:スティーヴン・キング 脚本:リチャード・クリスチャン・マシスン 撮影:ベン・ノット、ジョン・ストークス 音楽:ジェフ・ビール
出演:ウィリアム・ハート

 ウィリアム・ハートは殺し屋。今晩も、依頼を受けておもちゃメーカーの社長を殺して来たところだ。
 そして、高級マンションの上層階にある自宅に戻った殺し屋の元に、おもちゃの兵隊とヘリコプター、ジープの玩具セットが届けられる。そして、そのケースの裏には、特典付きのシールが……

 おもちゃ会社の社長はおもちゃ造りの名人で、彼の作った人形にはまるで魂が乗り移っているかのようだった。おもちゃの兵隊たちには比喩ではなくまさに魂が乗り移っていた。
 社長の仇を討つべく、M-16やバズーカ砲で殺し屋を攻撃してくる兵隊たち。殺し屋は、全長5センチほどの敵を相手に、マンションの一室で死闘を繰り広げるのだ。
 ウィリアム・ハートの悪役というのも珍しい。全編を通してセリフらしいセリフはしゃべらず、せいぜい痛みに耐えかねて「うっ!」とか「ぐわっ!」と言うぐらい。しゃべってしまうと善人声なのがバレバレだからだろうか。
 これはひょっとして爆発オチかと期待したのだが、兵隊たちは全滅してしまう。そして、大きな風呂に入ったウィリアム・ハートだが、安心するのはまだ早かった。

 最初はCGで作られているかと思った兵隊たちだが、どうもよく見ると人間が顔に緑色を塗りたくるか特殊メイクをするかして演じているシーンが多いようだ。
 ホラーかと言われると、ホラーじゃない気がするが、トワイライトゾーン的で個人的には面白かった。
 ラストには思わず大笑い。
 原作はキングの短編集『深夜勤務』に収録されている。

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