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『グリマーマン』 セガール対連猟奇続殺人鬼?

B000SADJV4.jpg『グリマーマン』(1996) THE GLIMMER MAN 91分 アメリカ

監督:ジョン・グレイ 製作:スティーヴン・セガール、ジュリアス・R・ナッソー 脚本:ケヴィン・ブロドビン 撮影:リック・ボータ 音楽:トレヴァー・ラビン
出演:スティーヴン・セガール、キーネン・アイヴォリー・ウェイアンズ、ボブ・ガントン、ブライアン・コックス、ジョン・M・ジャクソン、ミシェル・ジョンソン、スティーヴン・トボロウスキー、ロバート・メイルハウス、リチャード・ガント、ウェンディ・ロビー

 これまでにも何回か観ているのだが、どうも印象が薄い。
 セガールがクレジットカードに仕込んだ刃物を使って悪党たちの首を斬るシーンしか思い出せなかった。

 舞台はロス。このところ、カトリック教徒を惨殺して十字架に架けられたポーズにする連続殺人鬼“ファミリー・マン”が犯行を続けていた。
 その捜査本部である殺人課に中国風の服を着て、首からチベットの数珠をぶら下げた刑事セガールが配属されてくる。
「なるほど、今回は連続殺人鬼対セガールか。チャック・ノリスも連続殺人鬼の大男と戦った『ザ・ファントム/地獄のヒーロー4』があるし、それも面白いかもな」と思ったのだが、ファミリー・マンの犯行に見せかけてロシア人を殺されていた辺りから、ストーリーはサイコサスペンスからどんどんずれていく。
 ついにはロシアから密輸された化学兵器まで出てくる始末で、いろんな意味でセガール映画としての安定振りを感じさせる。どれだけ“陰謀”好きなんだよ。

 単独行動が多いセガールだが、今作では刑事物と言うこともあって、珍しく相棒と一緒に活動するシーンが多い。
 相棒はスキンヘッドの黒人刑事で、妙な服を着たセガールとの対比が面白い。二人がハンフリー・ボガードの『カサブランカ』についてやり取りをするシーンは笑える。
 この作品当たりからセガールが蹴りを本格的に使うようになり、カンフー風味が加わって、より派手になっていく。

 前半と後半のカラーが大きく違い、作品としてはチクハグさを否めない。そのせいで記憶に残っていなかったのであろう。
 ファミリー・マンに関しては途中でけりが付いてしまうが、そちらも最後まで持っていって、猟奇殺人鬼と、それを利用する犯罪組織という形にしても緊張感が持続して面白かったのではないだろうか。

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コメント (2)

けん:

セガールが着ている中国風の服趣味が悪い、蛇柄みたいなのもひどい。腹が出てるからいつもお腹のまえで手を組んでる。けっこう笑えるシーンもあって好きな作品です。

東森時音:

服装とかアクセサリの趣味は悪かったですね。もう数珠だかなんなんだか。セガールの年齢ならば毎日の鍛錬でまだ肉体をそれなりに維持できると思うのですが、さぼり癖があるのかなにか肉体的な理由があるのか。最近ちょっと引き締まったかなと思ったら『沈黙のステルス』ではまたむくんでますし。リバウンド?

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