『奪還 DAKKAN アルカトラズ』(2002) HALF PAST DEAD 99分 アメリカ
監督:ドン・マイケル・ポール 製作:エリー・サマハ、スティーヴン・セガール 共同製作:フィル・ゴールドファイン、ジェームズ・ホルト 製作総指揮:クリストファー・エバーツ、ウーヴェ・ショット 共同製作総指揮:ランドール・エメット、ジョージ・ファーラ 脚本:ドン・マイケル・ポール 撮影:マイケル・スロヴィス 音楽:タイラー・ベイツ
出演:スティーヴン・セガール、モリス・チェスナット、ジャ・ルール ニック、ニア・ピープルズ、トニー・プラナ、クルプト トゥイッチ、ブルース・ウェイツ
セガールが演じるのは高級車ばかりを盗む自動車泥棒のサーシャ。なんかイスカンダルにいる美女みたいな名前だ。盗難車倉庫に手入れが入り、逃走中に撃たれて一度死ぬが、蘇生された後、新生アルカトラズ刑務所に収容される。しかして、その正体は・・・
アルカトラズ刑務所には、2億ドルもの金塊を盗み、その在処を白状しないまま死刑執行を迎えようとする老囚人がいた。
その老囚人から金塊の情報を聞き出すべく、悪党どもがヘリコプターを使って、孤島アルカトラズ刑務所を襲撃する。
そして、刑務所は戦場となった。
刑務所のセットはなかなか出来が良く、予算もかかっている感じだ。
セガールの格闘アクションが少々動きが鈍くなっている気もするが、それを補うべくひたすら派手な銃撃戦が繰り広げられる。
襲撃犯の一人に女戦士がいて、この人が美人かつ残酷で、時としてセガールも食われ気味だ。
老囚人は死刑執行を控えて、オレンジ色の囚人服から、パリッとしたスーツとピカピカに磨かれた黒い革靴に履き替える。渋くて格好いい。日本語吹替だと小林清志が演じているので、さらに渋さが増す。
死刑執行を見届けに来た女性判事や、なにかというとスペイン語を話す看守長はクセがあって面白いが、肝心の悪党のボスが迫力に欠け、見せ場も大してない。こいつ次第で、もっと引き締まった映画になったことだろう。
どうもこいつが記録的な不入りだったそうで、次作以降のセガール作品はアメリカでは劇場公開されず、直接ビデオ化が多くなったそうだ。昔はそれをビデオスルーと呼んでいたが、最近だとビデオダイレクトと表記しているところもある。英語で二つとも検索してみたが、その結果だとビデオダイレクトが正解な様子。。
個人的には結構好きで、決して失敗作ではないと思っている。とはいえ、人が入らなければ意味がないのが娯楽映画の世界。厳しいのだ。