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『ロビン・フッド/キング・オブ・タイツ』 タイツ姿で戦う男たち

Robin_hood_men_in_tights.gif『ロビン・フッド/キング・オブ・タイツ』(1993) ROBIN HOOD: MEN IN TIGHTS 104分 アメリカ

監督:メル・ブルックス 製作:メル・ブルックス 原案:エヴァン・チャンドラー 脚本:メル・ブルックス、エヴァン・チャンドラー 撮影:マイケル・J・オーシェイ 音楽:ハミー・マン
出演:ケイリー・エルウィズ、リチャード・ルイス、ロジャー・リース、エイミー・ヤスベック、マーク・ブランクフィールド、デイヴ・チャペル、ミーガン・カヴァナグ、エリック・アラン・クレイマー、トレイシー・ウルマン、メル・ブルックス、キャロル・アーサー、ドム・デルイーズ、パトリック・スチュワート、チェイス・マスターソン、ロバート・リッジリー

 ケヴィン・コスナー主演の『ロビン・フッド』(1991)を観たメル・ブルックスは、ある点が不満でしょうがなかったのだろう。
「何で、ロビンがタイツ姿じゃないんだ!!」

 エロール・フリンが『ロビンフッドの冒険』(1938)で演じたロビン・フッドは男性バレリーナばりのタイツ姿だったはず。(だよな)
 ロビン・フッドといえばタイツ姿じゃないとダメだ。ダメなのだ。
 そしてメル・ブルックスは一本の映画に取りかかった。
 それがこの作品『ロビン・フッド/キング・オブ・タイツ』なのである。あくまで憶測だが。

 川に架かった橋を渡ろうとしたロビン・フッド一行が、その橋の主を名乗る大男から通行料を求められる。
 だが、その森はロビンの領地。通行料の支払いを拒否したロビンは、大男を相手にそれぞれに一本の長い棒を持って、戦うことになる。
 カッコンカッコンと打ち合う内に、棒は何度も真っ二つに折れていき、ついには10センチほどの長さになってしまうが、その短い棒で戦い続ける二人。
 そもそも、川といっても一またぎで越えることが出来るような、小川とも言えない単なるせせらぎなのだ。

 ロビン役のケイリー・エルウィズは、イギリス生まれのイギリス人。
「私は、他のロビンと違って英国式発音が出来る」とアメリカ生まれのケヴィン・コスナーやオーストラリア生まれのエロール・フリンにちくりと一言。
『プリンセス・ブライド・ストーリー』(1987)で見せた華麗な剣さばきを再び披露してくれる。

 ラストになってようやくと十字軍戦争から帰還してくる王様。ケヴィン・コスナー版ではショーン・コネリーだった。
『ロビンとマリアン』(1976)で、ロビン・フッドを演じたロビンつながりだろう。
 この作品ではピカード艦長ことパトリック・スチュワートだ。
 ・・・・・・ハゲつながり?

 メル・ブルックス本人はユダヤ教の飲んだくれなラビ(司祭)として登場。出演シーンは少なく、あまり活躍していないのが残念だ。

 劇場公開時のテレビCMはダウンタウンが担当していた。
 映画を観ながら、「しょーもなー」「なんじゃこりゃ」と文句をつけている二人。
 リンゴだかのかぶり物を着けていて、その後頭部に矢が刺さるというオチだったか?
 でも、矢でリンゴを射るのはロビン・フッドじゃなくてウィリアム・テルだし、記憶違いかも。

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コメント (2)

オンリー・ザ・ロンリー:

昔はエロール・フリン結構観ました。先月も図書館で借りてフリン版ロビン・フッド観ましたが確かにタイツ姿。当然タイツ姿と思うのがファンの心理でしょう。ピーター・パンもタイツだからロビン・フッド同様に自由に飛び回れる訳だ。私もタイツ姿でないロビン・フッドなら不満だな。佐々木小次郎が普通の刀じゃつまんない、関係ない?。

東森時音:

昔から親しまれているデザインを変更するのは難しいのでしょう。スーパーマンもスパイダーマンも相変わらず全身タイツ姿で、デザインを大幅に変更しても大きなクレームが無く成功したのはバットマンぐらいでしょうか。
メル・ブルックスなんでタイツ姿を笑いのネタにしているワケですが、ブルックスなりに譲れない部分でもあったのだと思います。

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