『スパイキッズ3-D:ゲームオーバー』(2003) SPY KIDS 3-D: GAME OVER 84分 アメリカ
監督:ロバート・ロドリゲス 製作:ロバート・ロドリゲス、エリザベス・アヴェラン 製作総指揮:ボブ・ワインスタイン、ハーヴェイ・ワインスタイン 脚本:ロバート・ロドリゲス 撮影:ロバート・ロドリゲス 編集:ロバート・ロドリゲス 音楽:ロバート・ロドリゲス
出演:アントニオ・バンデラス、カーラ・グギーノ、アレクサ・ヴェガ、ダリル・サバラ、リカルド・モンタルバン、ホーランド・テイラー、シルヴェスター・スタローン、マイク・ジャッジ、サルマ・ハエック、マシュー・オリアリー、エミリー・オスメント、ダニー・トレホ、アラン・カミング、トニー・シャルーブ、スティーヴ・ブシェミ、ビル・パクストン、ジョージ・クルーニー、イライジャ・ウッド、チーチ・マリン、コートニー・ジンズ、ライアン・ピンクストン、ロバート・ヴィート、ボビー・エドナー
「シリーズ第3作目だから、やっぱ3D映画にしようぜ。『ジョーズ3』や『13日の金曜日part3』みたく」とロバート・ロドリゲスが言ったのかは知らないが、監督もロドリゲスならば製作も脚本も編集もなにからなにまでロドリゲスが担当のロドリゲス映画だから、やはり立体映画にしたのはロドリゲスの意志だろう。
『スパイキッズ1、2』が劇場で観ていたが、さすがに3はDVDでいいかな?と思っていたオレを劇場まで引っ張り出したのだから、思惑は成功だ。
で、劇場の入り口で立体用の眼鏡をくれる。これが、偏光レンズを使った物と思っていたら、青と赤のセロファンの昔懐かしい立体眼鏡。
『バック・トゥ・ザ・フューチャー』でビフの手下の一人がかけていたヤツだな。
オレらの世代(30代後半)だと、『東映まんが祭り』での『キカイダー01』や『イナズマン』の短編を思い出す。
なんだ、赤青式の手抜き映像か。期待するんじゃなかったと思いながら、とりあえず席に着く。
今回は弟の単独主演。お姉さんも出てくるが、すでに敵に誘拐されていて、ほとんど出番無し。もう、お子様映画は嫌だとかごねたのかもしれない。
その敵を演ずるのがシルヴェスター・スタローン。他にも豪華キャストが大勢出ている。ほとんどの人は、ちょっと出てくるだけの、まさにゲスト出演だが。
映画の前半は、立体眼鏡をかけずに普通の2D映画として進む。
そして、弟がコンピュータの世界にはいる時にようやくと眼鏡の出番となる。
CGで作られたゲームの世界が立体映像として展開されるわけだ。
赤青式ということで、たかをくくっていたが、これが以外にがんばっている。
『キカイダー01』などではマンガ雑誌の2色カラーのような色合いだったが、こちらではかなり色彩が再現されている。
もちろん、天然色そのままというわけにはいかないが、技術の進歩はすごい物だ。
3Dというギミックを除いてしまうと、全2作に明らかに劣っているのが残念だが、今時、立体映画を、しかも赤青式で作ってしまうロドリゲスの心意気に乾杯。
ロドリゲスは確かにバカだろうが、これだけのゲスト出演を集めるからには、イケてて楽しいバカに違いない。バカに乾杯。
偏光レンズ方式ではないので、ご家庭のテレビでも手軽に立体映像を楽しめることもポイント。DVDにはちゃんと眼鏡がいくつか付属してくる。
でも、立体映画は『シャークボーイ&マグマガール 3-D』でやめとこうね。