『マルクス兄弟デパート騒動』(1941) THE BIG STORE 83分 アメリカ
監督:チャールズ・F・ライスナー 製作:ルイス・K・シドニー 原作:ナット・ペリン 脚本:シド・カラー、ハル・フィンバーグ 音楽:ジョージ・ストール
出演:グルーチョ・マルクス、ハーポ・マルクス、チコ・マルクス、トニー・マーティン、ヴァージニア・グレイ、ダグラス・ダンブリル、ヘンリー・アーメッタ、マーガレット・デュモント
西部劇から一転して、大都会の大型デパートを舞台にしたマルクス兄弟映画。
グルーチョの歌や、チコのピアノ、ハーポのハープなど、音楽シーンが少々長すぎる感じがするが、ギャグも豊富で、特に終盤のアクションがスゴイ。
デパート内で、犯行現場を写した写真を巡って、探偵のグルーチョとその助手のハーポ、そしてチコが、悪人に追われて大騒動。
特に、ハーポのワイヤーアクションが見所で、棚の上をローラースケートで走っていて、隣の棚へと飛び移るとか、電球から電球へと、ターザンのように飛び移っていくシーンなど、ハラハラドキドキ。
これをヒントに、後にジャッキー・チェンが『ポリス・ストーリー』の終盤が作られた・・・かは知らない。
ベッド売り場では、カトゥーンアニメに出てくるような、床からせり上がってくる四段式のベッドや、暖炉がスライドして現れるベッド、金庫式ベッドなど面白発明品がいっぱい登場する。
そこへ、12人の子供を連れたイタリア人夫婦や、これまた子だくさんの中国人家族、インディアン家族などが売り場を訪れ、これまた大混乱。
全体的にパワー不足は否めないが、いやいややはり面白い。