『ドリームキャッチャー』(2003) DREAMCATCHER 135分 アメリカ
監督:ローレンス・カスダン 製作:ローレンス・カスダン、チャールズ・オークン 製作総指揮:ブルース・バーマン 原作:スティーヴン・キング 脚本:ウィリアム・ゴールドマン、ローレンス・カスダン 撮影:ジョン・シール 音楽:ジェームズ・ニュートン・ハワード
出演:モーガン・フリーマン、トーマス・ジェーン、トム・サイズモア、ジェイソン・リー、ダミアン・ルイス、ティモシー・オリファント、ドニー・ウォールバーグ、イングリッド・カヴェラルス
親友同士の少年四人組が不思議な力を持つ子供の障害者(原作では確かダウン症だったはずが、映画でははっきりしない)と知り合う。そして数十年後、大人になった彼らは冬山に鹿撃ちをするために集まる。そこで彼らは凶暴なモンスターに襲われる。
蛇の頭を鋭い歯を持った蝿取り草にしたようなモンスターは実に怖ろしいが、それは序幕に過ぎなかったのである。
少年時代と大人時代という組み合わせは『スタンド・バイ・ミー』や『IT』などでスティーヴン・キングが得意とするところ。しかも超能力者にモンスター。ありったけの要素を詰め込んだ原作で巻数も全4巻と長い。それを135分にまとめたものだから展開が早い早い。少年時代をもう少し深く描き込んで欲しかったが尺として無理か。
モンスターで終わっておけばいつものキング映画なのだが、宇宙船やらグレイ系のエイリアンまで出てくる辺りから話が広がる広がる。宇宙人を倒すためにアメリカ軍の大佐(モーガン・フリーマン)が暴走し話も暴走する。気楽に楽しめるかどうかが分かれ目だろう。トイレのシーンなんか最高だと思うが。
エイリアンに乗り移られてしまった主人公が、頭の中の一部に図書館を作ってそこに閉じこもることでを作りかろうじて自我を保つ。小説のそれをそのまんま映像にしているのなんか笑ってしまう。
SF映画としてはあまり期待しない方が良い。前にも書いたと思うが、キングはSF好きなんだろうがSF小説は書けない。原作も面白いんだけどね。
DVDパッケージの写真を掲載してあるけど、イメージは全然違うんで騙されちゃ駄目だ。というかむしろ騙されろ。