『ザ・インターネット2』(2006) THE NET 2.0 92分 アメリカ
監督:チャールズ・ウィンクラー 製作:ロブ・コーワン、アーウィン・ウィンクラー 脚本:ロブ・コーワン 撮影:S・ダグラス・スミス 音楽:スティーヴン・エンデルマン
出演:ニッキー・デローチ、デメット・アクバッグ、グヴェン・キラック、キーガン・コナー・トレイシー、ニール・ホプキンス
『ザ・インターネット2』とはなっているが、ストーリーやキャラクターに繋がりはなく独立した作品。同じなのはヒロインのIDが他人の、しかも犯罪者の身分に書き換えられてしまうぐらいか。前作はアメリカが舞台だったが、今回はトルコのイスタンブールになっており、自分の身分を証明してくれる人がいないという怖ろしさはより強くなってはいる。
ただし、ヒロインが腕利きのコンピュータプログラマーという設定は前作と比べると活かされているとはいえず、敵から逃れるにも最後に敵を倒すのにもコンピュータは関係ない。
キーボードを叩く代わりにヒロインはイスタンブールの街中を警官に追われて逃げる逃げる。道路や市場、建物の屋上まで銃で武装した何人もの警官を相手にひたすら走る。2階建てか3階建ての建物から飛び降りたりと運動神経抜群。プログラマーへの認識が変わったよ。デスクの前に座ってばかりで運動不足の人が多いのかと思った。(偏見偏見)
『アクシデンタル・スパイ』でジャッキー・チェンが時に全裸になって同じイスタンブールの街を逃げ回るが、そのジャッキーに負けず劣らず。DVDのパッケージからしてヒロインが走ってるしな。
サスペンス色は薄くなり代わりにアクション色が強くなった。TV用映画かビデオオリジナル作品のようで規模としてはそれほど大きくない。
ラストは『スティング』か『チンピラ』風でまたかと思いつつかえって斬新・・・ではないな。このエンディングを今さら平気でやるかなぁ。全体的に目新しいところがなく演出も面白くない。