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『キャリー』(2002) バケツいっぱいの豚の血

affiche_Carrie_2002_1.jpg『キャリー』(2002) CARRIE 135分 アメリカ

監督:デヴィッド・カーソン 製作:デヴィッド・リヴィングストン 製作総指揮:デヴィッド・カーソン、ペン・デンシャム、ブライアン・フラー、マーク・スターン、ジョン・ワトソン 原作:スティーヴン・キング 脚本:ブライアン・フラー 撮影:ヴィクター・ゴス 音楽:ローラ・カープマン
出演:アンジェラ・ベティス、パトリシア・クラークソン、レナ・ソファー、キャンディス・マクルーア、エミリー・デ・レイヴィン、トビアス・メーラー、デヴィッド・キース

 オレが持っている新潮文庫版の『キャリー』原作は1988年8月5刷のもの。つまり読んだのはおよそ20年前と言うことで、ただでさえ記憶力に問題があるため詳しいところは憶えちゃいない。それでも今回1976年版『キャリー』と見比べてみると、こちらの方が原作に近いようである。テレビ用映画と言うことで多少上映時間が長いおかげもあるだろう。
 1976年版では省略されていた終盤での町の崩壊や、少女期の隕石落下などが今作では再現されている。SFXの発達で昔では映像化が難しかった物が比較的低コストで実現できるようになったからだ。

 オープニングの科学の授業の内容がダーウィンの進化論で、そこで教師がキャリーに対して「君は図書館で自習していなさい。お母さんにそう頼まれているから」というところでキャリーの母親が進化論を否定する狂信的キリスト教徒で、しかも娘に対して過剰に干渉していることを感じさせて上手い。
 パソコンや携帯電話、ビデオカメラが登場するなど時代は現在に変更されている。キャリーが自分の力についてインターネットで奇蹟やサイコキネシスについて検索して調べているシーンがあったりする。
 キャリーをプロムナイトに連れ出そうとする女の子が黒人になっているのもこれまた時代の流れだろう。
 母親はプロムへの参加は渋々認める物の、キャリーが作ったドレスを見て「赤は駄目」と強く主張する。実際はピンクなのでキャリーもそう反論してそのドレスで出席するが、そのドレスが血で赤く染まり、そして・・・

 オレは衛星放送でやっているのを観た。出来は悪くないと思うのだが、何故かまだDVD化はされていないようだ。レンタルビデオでは出ていたはずなので興味がある方はビデオでどうぞ。

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