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『ブロス リターンズ/やつらはふたたび帰ってくる』 黒魔術には手を出すな

B00005G0DT.jpg『ブロス リターンズ/やつらはふたたび帰ってくる』(1996) SOMETIMES THEY COME BACK...AGAIN 99分 アメリカ

監督:アダム・グロスマン 製作:マイケル・T・メルツァー 製作総指揮:マーク・アミン 、バリー・バーンホルツ 原作(?):スティーヴン・キング 脚本:ガイ・リーデル、アダム・グロスマン 撮影:クリストファー・バッファ 音楽:ピーター・マニング・ロビンソン
出演:マイケル・グロス、アレクシス・アークエット、ヒラリー・スワンク、ボージェス・クリストファー、グレン・ボーディン、ジェニファー・エリス・コックス、ジェニファー・アスペン、ウィリアム・モーガン・シェパード

 スティーヴン・キング原作とはなっているが、(?)としたのはキングの小説にこの話はなく、『ブロス/やつらはときどき帰ってくる』(1991)から30年前に死んだ3人の不良たちが一人ずつ生き返ってくるというフォーマットをだけを利用してオリジナルで書かれた脚本による映画だからだ。
 この手の続編はつまらないのが定番だが、意外や意外オレには『ブロス/やつらはときどき帰ってくる』よりも面白かった。

 まずは精神鑑定のシーンから映画は始まる。てっきりこの患者が主人公だなと思っていたら、なんと医者が主人公。ちょっとやられたって感じだ。
 田舎町に住んでいた医者の実母が事故死したため18歳になる娘と共に街に帰ってくる。医者には昔、3人の不良に姉を殺された過去があるのだ。不良は悪魔と契約を結び姉の命を生け贄として捧げることで不死の命を得ようとしていたのだ。しかし、少年時代の医師によって3人は感電死させられたが、同時に姉も殺されてしまった。
 そして、田舎町で二人の少女と知り合った娘のミッシェルの前に、革ジャンに黒い車に乗った30年前に死んだはずの不良のリーダーが現れるのであった。
 再び悪魔降臨の儀式を試みようとする不良たちに父と娘は勝てるのだろうか。とりあえず親指痛そー。

 前作では何故不良たちが生き返ってこられるのか特に説明が無く疑問であった。今回は前作よりも黒魔術の要素を入れることでそこら辺の説明がしっかりしている。もちろん、意味なく生き返ってくるとか、意味なくモンスターがいるといったキング節も好みなんだが。

 娘の友達の一人が心霊少女なんだが、その設定はほとんど活かされず残念。いっそのこと娘を心霊少女にしても良かったのではないだろうか。でもってラストは霊能力バトル・・・いや、そんな予算はなさそうだ。

 脇役に芝刈り業の青年が出てくるが、少々知恵遅れの様子。そして『SPEED RACER』(『マッハGOGOGO』のアメリカタイトル)の大ファンの様子で着ているTシャツはもちろん『SPEED RACER』。そして小型トラクター型の乗って操作する芝刈り機の右サイドには『SPEED RACER』のロゴ、左サイドには主人公三船剛のプリントがデカデカとペイントされている。タツノコプロ許可を得ているかは不明。
 あれだろ、こういうアニメやゲームのキャラクターやロゴをペイントした車を痛車とかいうんだっけ。これは元祖痛車なのかもしれない。
『SPEED RACER』の主題歌を一度聴いたことがあるが、曲はそのままで歌詞だけが英語になっていた。サビの「マッハGOGOGO~」が「SPEED RACER、SPEED RACER、SPEED RACER、GO~!」

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