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『マングラー』 巨大プレス機の謎

B00005HR4K.jpg『マングラー』(1995) THE MANGLER 107分 アメリカ

監督:トビー・フーパー 製作:アナント・シン 原作:スティーヴン・キング 脚本:トビー・フーパー、スティーヴン・ブルックス 撮影:アムノン・サロモン 音楽:バリントン・フェロング
出演:ロバート・イングランド、テッド・レヴィン、ヴァネッサ・パイク

 古びたクリーニング工場。事故で手の平を切った少女の血が巨大なプレス機(マングラー)に付着したことから、そのプレス機が人を喰らうように飲み込み押しつぶすようになる。一人の刑事とその義弟でオカルトマニアの青年が事件の捜査に当たる内に、16歳の処女とクリーニング工場の繁栄に関する謎が浮かび上がる。

 スティーヴン・キングとトビー・フーパーは初期のテレビ用映画『死霊伝説』以来の顔合わせ。トビー・フーパーは『悪魔のいけにえ』が有名なためカルトホラー作家のイメージが強いが、『スペースインベーダー』や『スポンティニアス・コンバッション/人体自然発火』、『レプティリア』などバカ映画もいくつか取っている。この『マングラー』もバカ映画である。
 クリーニング工場社長のロバート・イングランドがまずバカだ。両足が不自由で歩行器を使ってガチャガチャとロボットのように歩いている。

 マングラーは大型トラック程度の大きさでデカい。何十年も前の古びた機械でチェーンで稼働する様子は不気味だ。
 そのマングラーがラストには暴走して追っかけてくるが、怖いと言うよりもむしろ笑える。無駄なCGがバカ。
 マングラーよりもむしろクリーニング工場の内部が不気味だ。まるで近代の様子で多くの女工たちが上役に怒鳴られながら汗を流しながら働いている。スチームを吐くパイプやホースがホラーの舞台として一役買っている。
 ラストは医者とヒロインの右手薬指にチェックだ。

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