« 『電撃フリント アタック作戦』 オトコって、ほんとバカぁ? | メイン | 『0011ナポレオン・ソロ2』 もちろんこのスパイたちだって帰ってくる »

『それ行けスマート 0086笑いの番号』 あのスパイが帰ってきた

seq_nbomb.gif『それ行けスマート 0086笑いの番号』(1980) THE NUDE BOMB 94分 アメリカ
監督:クライヴ・ドナー 製作:ジェニングス・ラング 原作:メル・ブルックス、バック・ヘンリー 脚本:アーニ・サルタン 撮影:ハリー・L・ウルフ 音楽:ラロ・シフリン 
出演:ドン・アダムス、シルヴィア・クリステル、ヴィットリオ・ガスマン、ロンダ・フレミング、パメラ・ヘンズリー、ダナ・エルカー

 原作は1960年代に007シリーズのヒットのおこぼれを頂こうと作られたパロディスパイ映画。こちらの方は観たことがないが、脚本の一部をメル・ブルックスが担当しているので、さぞかししょーもない&くだらない(良い意味で)作品であっただろう事は間違いないだろう。
 そして1980年。何を考えたか今さらスマートが帰ってきた。もちろん、相変わらずのバカだ。

『それ行けスマート』では靴が無線通信機になっているというのがお約束だったらしい。
 今作のオープニングでも、パラシュート降下兵が飛行中の輸送機内に座っているときに、プルルルと呼び出し音が鳴る。となりの兵士に、「あんたに電話じゃないの」といわれてスマートはようやく気づく。そして片方の靴を顔に当てる。「もしもしスマートです」。どうでもいいがオドイーター必須だな。

 今回の敵は、TVシリーズで壊滅させたはずの悪の組織ケイオス。カオスのケイオスである。その名の通り、社会を混沌と混乱に陥れるのが目的だ。
 これまでも様々な計画を立てては、そのたびにスマートに邪魔されてきたのだが、今度は世にも恐ろしい「ヌード爆弾ことヌードボム」を引っさげてのリベンジ戦だ。
 「ヌードボム」とは全ての繊維を破壊してしまい、男も女も老いも若きも素っ裸にしてしまうといううらやま・・・いやいや、ありがた・・・いやいや、恐ろしい兵器なのだ。
 ケイオス印の衣料品だけは爆弾の影響を受けないので、それに乗じて衣料製造販売業を一手に握るという壮大なんだか地道なんだかよく分からない連中だ。

 もちろん、今回もスマートはケイオスに立ち向かう。
 本家ユニバーサルスタジオでスタジオ観覧バスでカーチェイスをやったりの大活躍。
 中でも白眉は超高速机カーだろう。007シリーズでMが使っているようなマホガニーか何かで作られた一見普通の机だが、この机はなんと走る。机を椅子がセットになったような状態で公道上を走る。どう見ても時速60kmは出ているのではないかという高性能マシンだ。それなりに映画を観てきたつもりだが、机と車のカーチェイスというのは初めて見た。もちろん、ミサイルなどの秘密兵器は標準装備だ。

 ラストは衝撃の結末、というかドン・アダムスの尻なんか見たないわ。
 日本ではDVD化はされていないが、以前ビデオにはなったので、大型ビデオレンタル屋では置いてあるところもあるかもしれない。興味のある人はどうぞ。爆走机だけで元は取れるんじゃないかな、と。

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://www.jion-net.com/mt/mt-tb.cgi/4626

コメントを投稿