『バイオハザード』(2001) RESIDENT EVIL 101分 ドイツ/イギリス/アメリカ
監督:ポール・W・S・アンダーソン 製作:ポール・W・S・アンダーソン、ジェレミー・ボルト、ベルント・アイヒンガー、サミュエル・ハディダ 製作総指揮:ヴィクター・ハディダ、ダニエル・クレツキー、ロバート・クルツァー、岡本吉起 脚本:ポール・W・S・アンダーソン 撮影:デヴィッド・ジョンソン 音楽:マリリン・マンソン、マルコ・ベルトラミ
出演:ミラ・ジョヴォヴィッチ、ミシェル・ロドリゲス、エリック・メビウス、ジェームズ・ピュアフォイ、マーティン・クルーズ、コリン・サーモン
『フィフス・エレメント』(1997)のミラ・ジョヴォヴィッチがまた脱いだ。美人なのに脱ぎっぷりの良いこと、胸は小さめだが体の線のキレイなこと。うれしいなぁ。・・・ってオヤジかオレは。
カプコンの家庭用ゲーム『バイオハザード』シリーズの映画化。原作のゲームは『バイオハザード1』をアレンジした物。
『バイオハザード』は三人称シューティングゲームTPSだ。ドッカンバッカン撃ちまくるというよりも、謎を解きながら先へと進んでいくアドベンチャーゲーム的側面が強い。1作目だけはプレイしたが、あれこれ難しいし、セーブポイントが少なく制限があるので苦労した。
アンブレラ社という巨大企業がある。電機製品など数多くの商品を発売しており、9割の家庭で使われているという。そのアンブレラ社には裏の顔があった。最新兵器や遺伝子改造による細菌兵器の製造なのである。
500人の研究者が働き細菌兵器を開発している地下研究所で事故が発生。閉鎖された研究所に救助に向かった特殊部隊は、その中で人間の姿発見する。しかし、それは生きた死人だった・・・
特殊部隊の隊員たちと、記憶を失った若い男女、そして刑事だと名乗る男。
ちょっと人数が多すぎてキャラクターの整理が付いていない。特殊部隊は10名ほどの構成である。救助チームの人数がそんなに少ないはずはないのでそれはまあいい。殺され要員として活躍してもらわなければならないし。だが、あるシーンでまとめて同じ罠で4人殺されてしまうのはあまりよろしくない。サイの目切りレーザーの所だ。隊長だけは生かして残しておけば、後半での使い道もあっただろう。
ゾンビどもはジョージ・A・ロメロの『ザ・デッド』系のゾンビよりは元気がよいが、『バタリアン』みたいに全力疾走するわけではない。武器を持ったまま歩くなど、ある程度の知能はあるようだ。ウイルス兵器によってゾンビとなり、最後に残ったたった一つの本能である食欲を満たすために襲いかかってくるのだ。
人間がゾンビになるんだから、犬だってゾンビになる。ということでドーベルマンゾンビも登場。何故かは知らないが犬のゾンビは生前と同じような速度で駆け回る。実験のシーンでは白いウサギにもウイルスを注射していたが、ウサギゾンビは登場しない。しても弱そうだもんな。
いや・・・いやまてよ。『モンティ・パイソン ホーリー・グレイル』の殺人ウサギみたいに最強の敵キャラかも知れないぞ。
ゾンビどもを殺しながら研究所からの脱出を目指すのだが、銃での戦いがあまり燃えない。正直いってアクションの描き方が上手くない。この点については『DOOM』の方が上だ。発砲数も少ないが、それよりも工夫が足りない。その分を、ラストのミラ・ジョヴォヴィッチとモンスターの格闘戦である程度持ち直してくれるが、『バイオハザード2』(映画版)でのそれと比べると迫力不足。
狭い通路などの閉鎖空間が多く、山ほどゾンビが登場したように見えても、実際のゾンビ役者はそれほど数がいないようだ。印象よりも低予算な映画かも知れない。
次回へ引くぞっという終わり方をして、実際に続編の『バイオハザード2』も制作された。そちらもどうやら3作目もありそうな終わり方をする。