『スーパーマリオ/魔界帝国の女神』(1993) SUPER MARIO BROS. 105分 アメリカ
監督:ロッキー・モートン、アナベル・ヤンケル 製作:ジェイク・ロバーツ、ローランド・ジョフィ 脚本:エド・ソロモン、パーカー・ベネット、テリー・ランテ 撮影:ディーン・セムラー 編集:マーク・ゴールドブラット 音楽:アラン・シルヴェストリ
出演:ボブ・ホスキンス、ジョン・レグイザモ、デニス・ホッパー、サマンサ・マシス、フィッシャー・スティーヴンス、リチャード・エドソン、フィオナ・ショウ
任天堂が生み出した世界的ゲームキャラクター「マリオ」が映画になった!
たしか新宿は歌舞伎町の映画館で観た記憶がある。
ボブ・ホスキンスが口ヒゲに赤のツナギを着て、そのまんまマリオのポスターを見ててっきりバカ映画だろうと思ったら、世界観からしっかり作られた本格的作品だったので驚いた。
後になって監督が『マックスヘッドルーム』の人だと知って納得した。クッパ(デニス・ホッパー)が支配する地下世界のダークな雰囲気が、『マックスヘッドルーム』の未来世界とどこか似ている。
邦題は『スーパーマリオ』だが原題は『SUPER MARIO BROS.』となっている通り、ちゃんと弟のルイージもいる。兄弟で配管工をやっているという設定で、マリオの赤、ルイージの緑のツナギは作業用の制服だ。二人にあの服装をさせるためにあれこれ設定を考えたに違いない。
それとも、ゲーム自体が配管工という設定か?ゲーム『スーパーマリオブラザーズ』には地下に通じる土管とか下水のような空間があるしな。
ヒロインの名前はピーチ姫からデイジーに変更。マリオではなくルイージの恋人という設定だったかな?予告編でルイージが「デイジー!」と叫んでいた気がする。
そして悪の怪物クッパ大王を演ずるのは我らがデニス・ホッパー。この人も仕事を選ばない人だ。生き残った恐竜が進化して地底に帝国を作っていて、その親玉がクッパ大王。普段は人間形態だが終盤には恐竜に変身。威勢良く大暴れだ。
クッパ大王やその手下たちを、武器で武装してやたらとジャンプできるシューズを履いたマリオとルイージがばったばったとなぎ倒す。ここら辺はちゃんとゲームを再現してくれている。
あまり役には立っていないが小型恐竜のヨッシーも登場する。ちょっと造形がリアルすぎ。
個人的推奨年齢は割と高め。小学校高学年ぐらいでないと退屈するかも知れない。
この文章を書くために10数年ぶりに観直そうと思ったが、レンタル屋にはビデオしかなかった。どうやらDVDにはなっていないようだ。このところビデオデッキの調子が悪くて、具体的にはテープの下側を巻き込んでヨレヨレにしてしまうことがある。自分のテープならともかく、借りてきたテープを痛めてしまってはいけないのであきらめた。
今さらビデオデッキを買ってもなぁ・・・と思案中。
コメント (2)
ご推察の通り、ゲームのマリオは配管工という設定です。
また、ヒロインの「ピーチ」は米国では卑猥な意味があるそうで、
ゲームをアメリカに輸出したときに「デイジー」と変えられていますので、
映画化ではそれに準拠したものと思われます。
いつも楽しく読ませていただいています。
本業がゲーム関係なので、余計なお節介をいたしました。
ではごきげんよう。
Posted by: ポン子 | 2006年12月01日 17:37
日時: : 2006年12月01日 17:37
ポン子さん
ゲーム自体も配管工という設定なのですか。
そう言えば、スーパーの付かない『マリオブラザーズ』は面がパイプで構成されていたような気もします。昔のことなんではっきりと憶えてないんですが。
改めて調べてみたら『スーパーマリオブラザーズ』の発売が1985年なんですね。21年前のキャラクターがいまだに任天堂の看板でいるのは驚きです。プレイヤーにも作り手にも愛されてきたんでしょう。
私がファミコンを買ったのは1987年か88年ですが、『スーパーマリオブラザーズ』は遊びました。手強いが、がんばれば必ずクリアできる絶妙な楽しさでした。
ピーチは『フェイス・オフ』でジョン・トラヴォルタが「ピーチがどうだこうだ」とか言ってましたね。
日本でもスイカやミカンなど他の食べ物と比べると淫靡なイメージがあります。鈴木清順の『ツィゴイネルワイゼン』での腐りかけの桃も淫靡でした。
ご助言ありがとうございました。
Posted by: 東森時音 | 2006年12月01日 18:36
日時: : 2006年12月01日 18:36