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ワールドカップと『三丁目の夕日』 どっちもまるで趣味じゃない

 窓を開けて網戸にしていた昨夜、近所で騒がしい家があると思ったらサッカーのワールドカップ日本×オーストラリア戦だったのか。今日になって知った。
 まぁ、個人的にはどうでも良い。

 サッカーに限ったことではなくて、スポーツ観戦その物に興味がない。これまでにプロ野球を小学校の時に1回、大学時代に1回見に行ったがそれだけ。テレビ中継などもほとんど見たことがない。
 スポーツ好きの人はよく「野球は筋書きのないドラマだ」などと言っていたりするが、オレは「筋書きのあるドラマ」が好きなのだ。映画にしろ小説にしろ、その筋書きを作るために作り手が頭を絞って構築している。どうすれば面白くなるかに知恵を注ぎ込んでいる。それが好きなのだ。
 だからってスポーツ観戦好きな人を否定しているわけではこれっぽちもないんだから、そちらも「え~、昨夜の試合観てないの?信じられない」とか平気で言って欲しくないものだ。ある意味ファシズムだぞ、おい。

 でもって、その時間何をしていたかというとレンタルDVDで借りてきた『ALWAYS 三丁目の夕日』を見ていたのだが、これがまぁひどい。最低最悪吐き気がする。『ニューシネマ・パラダイス』が死ぬほど嫌いなオレだが、それに匹敵するひどさ。
 昭和の風景がSFXでかなり良く表現されていたが、そんなのは「映画の良さ」ではなく「テーマパークの良さ」だ。
 結局、懐かしさに浸って喜び満足してそれでよしというのが我慢ならないのだ。そんなの面白いかぁ?オレはまったくもって面白くない。

 原作のマンガも大嫌いだし、監督の山崎貴はさらに大大大っ嫌いなのでそもそも見るのが間違っているのだが、見てもいないのに文句を言うのは筋が通らない。で、見て怒ってるんだから世話がない。
 結論としては、現時点での21世紀最低映画賞は『三丁目の夕日』ということにしておく。きっと、2100年12月31日23時59分59秒(小数点未満切り捨て)の時点でもそのままだ。

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コメント (4)

Anonymous:

おっしゃる通りです。ココまでクソミソに言ってくれて
気持ちいいわ!

東森時音:

匿名さん

感動しろよと押しつけられるとそれに逆らいたくなる私はやはりひねくれ者なんでしょうか。
でも面白かったにしろつまらなかったにしろ、素直な感想を書いてるだけなんですけどね。

オンリー・ザ・ロンリー:

こう言うブログと匿名さんのコメントはネット上では99.997パーセントないですね、よくぞ言ってくれました。そもそもメディアをあげて騒ぎ過ぎ。三丁目の方は私の年齢で東京生まれの東京育ちが見るなら百歩譲って解る。何故ならまさにその時代に直に遭遇しているから懐かしいーで解る。ただ懐かしいだけに過ぎない。なのに・・・。都電に乗った事のない者がいつまで経っても懐かしいーでどうするのよ。見る人間の気が知れない。これもそうだがどこかの大学教授が言ってたが「幼児化」が進行しているのは間違いないな。

東森時音:

景気が良いといいながら一般人の生活は豊かとは言えない。今後のことを考えても良い方向に行ってくれるかさっぱり分からない。そんな世の中ですから、すでに美しい思い出となった過去に魅力を感じるのは分からないでもないんですが……やはりそれが気にくわない。
それに、今だから美しく思えるんで、当時は当時で色々問題もあったことでしょうし、それを無視しちゃファンタジーですよ。
ここに映画評を書く時はなるべく貶さないというのが基本です。書く側も読む側もいい気はしないですからね。でもあまりにひどいと時々は怒ってしまう。

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