
『死霊の盆踊り』(1965) ORGY OF THE DEAD 91分 アメリカ 1987/09劇場にて鑑賞
監督:A・C・スティーヴン 製作:エドワード・D・ウッド・Jr、A・C・スティーヴン 原案:エドワード・D・ウッド・Jr 脚本:エドワード・D・ウッド・Jr 撮影:ロバート・カラミコ
出演:クリスウェル、ファウン・シルヴァー、ウィリアム・ベイツ
-なんでも観るぞ、ガガガガガッ その1-
コメディ映画特集を一時中断し、つまらなかった映画&ひどい映画特集をちょっとやってみる。それらの映画について書く意味がどれだけあるのかは分からないが、なんだかんだでオレの一部だ。
ちょっと気合いを入れて本気で映画を観ていこうと思ったのが17歳かそこらのこと。そして数年後には映画館で観た作品の数が1000本を越えた。そしてその1000本目は同時に映画に目覚めたという意味で2度目のスタート地点であり1本目とも言える。
年間200~300本の映画を劇場で観ようと思うと、名画座が壊滅していた当時の名古屋では上映されている作品を手当たり次第片っ端に観ていかないと難しい。話題作だ評判の良い映画だとか言っている余地はなく、とにかく劇場に足を運ぶ。その結果、傑作も駄作も数多く見た。
1000本を越えた頃、ようやく「やっぱ映画は面白いわ」と再確認し、さらに映画にのめり込んでいった。当時所属していた大学のシネマ研究会の部員を見ていても、取りあえず1000本程度の映画を観ているかどうかが映画に対する姿勢の区切り目だったように思う。
というわけで、映画に興味を持っている方はまずは1000本を観るということを目標にしてみて欲しい。そこを越えた頃から少し映画が分かってくる。まだビデオレンタル屋がようやく普及し始め、レンタル料も高い上にタイトル数も少なかったオレの高校~大学初期と比べて今ではかなり有利なはず。ただ、映画について話し合ったり議論ができる場が重要なので映画について自由な意見を言い合える仲間も必要だ。いや、そんな仲間の存在が一番重要なのかも知れない。
オレにとって映画について一日中だって話していられたシネマ研究時代が、今こうして映画について書いていることの原点だ。
『死霊の盆踊り』はこれでもかぁぁってぐらいにつまらない。
100点満点で映画に点数を付けるとすると限りなく0に近い。0.00000・・・と0が円周率の数値並みに延々と続く。ということはゆとり教育世代にとっては単に0か。
100点に限りなく近い99.99999・・・な作品はあっても100点満点の映画は存在しないが、同じく0点そのものも存在しない。どちらも概念的存在だ。
『死霊の盆踊り』に意味を見いだすとしたら、「オレ、『死霊の盆踊り」観ちゃったよ」と他人に話せるネタとしてだけだろうか。それだって、そのネタを理解してくれる仲間がいないと意味がない。うむ、やはり映画仲間は必要だ。
というわけで、どんどんやたらに何でも映画を観よう。そして人と映画について本気で話そう。議論を闘わせることを恐れるなよ。