『FLASH~フラッシュ・ゴードンのテーマ-QUEEN』 『グレイテスト・ヒッツ』(東芝EMI)などに収録
-オレはいつでも燃えている その13-
タイトルからも分かるとおり映画『フラッシュ・ゴードン』(1980)のオープニングテーマ曲。
作品自体は非常にアレな映画だったが、オープニングは実に格好良かった。アメコミ調のイラストをバックに流れる『FLASH』。これだけでもう満足というか、オープニングだけ観て帰ってしまってもあまり変わりがない。むしろ、そちらの方がポイントが高いかも。
「そこまで言わなくてもいいんじゃないか」と思う方もいるかもしれないが、当時まだ小学生だったオレにとって映画館の入場料がどれだけ高かったことか。レンタルビデオを300円で借りてきて「あちゃー、ハズレか」ってのとは重みが違う。ああっ、いま思い出しても腹が立つ。
ティモシー・ダルトンが森林世界の王子をやっている。フラッシュ・ゴードンを相手に、穴がたくさん開いた物体に交互に腕を突っ込み、中にいる毒蛇だかに噛まれた方が死ぬという、『黒ひげ危機一髪』のような戦いをする。ティモシー・ダルトンは最初のうちは自信ありげなのだが、最後にはびびって手を入れられなくなるというチキン野郎だった。ティモシー・ダルトンのジェームズ・ボンドは割と好評だったようだが、オレは『フラッシュ・ゴードン』の印象が強すぎて駄目だった。今度のボンドは何かあまり知らない人がやるようだが、他の作品での印象が強いよりも、あまり知られていない人の方が良いのかも知れない。
『FLASH』はフレディ・マーキュリーの艶っぽくて力強いボーカルが嬉しい。本人の写真を見ると「なんでこの人があんな歌声を出すんだ?」と非常に不思議。最近ではコミック『魁!!クロマティ高校』のヒットで若い人にも浸透したことだろう。ひょっとしたらQUEENは知らないままで、なんかヘンなヒゲオヤジとしか思われてないかもしれないが。フレディ・マーキュリーが死んでから、もう14年だもんなぁ。
歌としては短いが、中盤にある「He save with a mighty hand...」から始まる息継ぎなしのフレーズが特に燃える。曲を聴きながら一緒に歌いたいのだが、息が持たないしなにより早口なので舌が回らない。
オレの手元にあるのは『グレイテスト・ヒッツ』のCDで、この歌詞カードには英語の歌詞と一緒に日本語訳も掲載されている。英語だとなんか格好いいのだが、日本語に訳されると「フラッシュは宇宙の救世主。彼は奇蹟。みんなを助ける。だけど普通の男だ」といった具合で、ストレートというかそのまんまでイマイチ。
映画『フラッシュ・ゴードン』には言いたいことがたくさんあるが、『FLASH』でオレが始めてQUEENと出会ったと言うことを考えるとプラマイ0か・・・いや、やっぱトータルでマイナス。
コメント (2)
画像に出ているベスト版は割とふるいものですが、音質、選曲とも充実してますよね。最近は
何かとベスト版連発のクイーンですが、このCDは押さえておきたいですよね。そういえば、
前に「ビックオー」のオープニングがフラッシュ・
ゴートンそんまんまの曲でびっくりした覚えが
あります。まあ、「パクリ」とかいう否定的な意見もありますが、映画の駄作振りを考えると
水子供養なのかも知れませんね。
Posted by: ネスカフェ | 2005年11月07日 22:33
日時: : 2005年11月07日 22:33
『ビックオー』という作品は知らなかったのですが
『ビッグオー』『パクリ』で検索するとぞろぞろぞろぞろとまるで昼休みの月給取りのように結果が出てきました。
主題歌は『FLASH』そっくりで、主人公が操る巨大ロボは平成版『ジャイアント・ロボ』にそっくりだとか。
まぁ・・・別に作っている人たちが楽しければそれでいいんですけどね。でも、そんな仕事やって楽しいかっ?
作品自体は面白いんでしょうか。面白ければまぁパクリでもオマージュでもなんでも良いんですけどね。
写真のアルバム『グレイテスト・ヒッツ』はフレディ・マーキュリー存命中に出たアナログ盤が元ですからね。CDになったのは1994年ですが、ライナーノーツを読むと、まだフレディが生きていたりします。
QUEEN入門編として『グレイテスト・ヒッツ』と『グレイテスト・ヒッツ2』の二枚は最適でしょうね。というか、わたしも他のは手放しましてしまい、結局これしか持っていません。実家に帰れば『ラジオ・ガ・ガ』の12インチシングルがあるはずですが、アナログ盤を聴く環境がない。
Posted by: 東森時音 | 2005年11月08日 16:51
日時: : 2005年11月08日 16:51