「解散総選挙ーーーーーっ!」
ふうっ、とりあえず叫んでみた。
選挙投票日が近くなり、各候補者・各政党の選挙運動が白熱している。
だが、わたしは政治に関してほとんど関心がない。まったくない。全然ない。
「あなたたちのシラケ世代の悪い点だ」
などと言われるかもしれないが、わたしは仮に昭和一桁生まれだったとしても、団塊の世代だったとしても、バブル崩壊後の平成生まれだったとしても、どのみち政治には関心を持っていなかっただろう。生まれた時期がどうこうよりも、そういう人間性なのだ。
街中を走る選挙カーや街頭演説、テレビでのニュースで候補者や支援者が語っているのを見かけるが、なんでああも無駄に暑苦しいのだろうか?
「国民の皆さんの判断が!この国の将来を!郵政民営化が!賛成で!反対で!増税が!安心して子供を作れる社会を!老後を安定して迎えられるように!自衛隊が!憲法九条が!魚からダイオキシンが!」
さして発声練習をしていないであろう叫び声の連呼は、少し聞いているだけでその耳障りさにうんざりしてくる。
わたしは高校野球が死ぬほど嫌いだが、あの選手宣誓だって昔は「わぁれわれぇせんしゅぅいちどうわっ!!!」というのから「宣誓、野球を愛する私たちは憧れの甲子園球場から全国の仲間にメッセージを送ります」なんていう一見さわやかなモノに変わっているそうだ。
もちろん、高校野球という人間の腐った連中がやっているスポーツもどきが相変わらずどーしようもないのは先日の甲子園夏大会で優勝した高校の部長が選手に暴力をふるっていたという事件の発覚と、どうせそのぐらいのことやもっとひどいことがどこの高校の野球部でも日常的に行われているのが確定しているのはわたしの妄想だ。
だというのに、政治家は相変わらずこめかみの血管が切れるんじゃないかというばかりの連呼。連呼。連呼。
うるさいっちゅーんじゃ。
今時、あんな勢いだけで中身のない演説を有権者が望んでいるとは思えない・・・のだが、投票後に蓋を開けてみると絶叫系候補者の方が当選率が高いのでさらにうんざり。
まあ、街頭演説うんぬんとは別の時に、あるときは裏の場所で誰に投票するかを決めているのかもしれないけどね。
とりあえず、どこの政党とは言わないが、中学校で同じクラスだっただけでしゃべった記憶もない相手が唐突に電話をしてきて、「今度の選挙は誰に投票するか決めてる?僕は○○さんがいいと思うんだけどなぁ」とか、職場のトイレで小用を足しているときに横から「やっぱ○○さんだよね」と声をかけてくるとか、勝手に人の家の郵便ポストに『××新聞』を入れていって、こっちが文句を言うと「無料で入れてあげてるんだからいいでしょ」とかいうのは止めてもらいたい。
政党が指示しているのではなくて、支持者が独自の判断でやっているとか抜かすのだろうが、ああも揃って同じような行動に出るってのはどういうわけだ。
もしも演説や公開討論でその政党からの立候補者の意見を聞いて「なかなか良いことを言ってるな。この人に一票を投じてみようか」と思っても、前記な出来事ですべて帳消しどころか大いにマイナスである。
昭和や20世紀ならまだしもすでに平成で21世紀だ。いつまでも昔通りの選挙をやってないで、そろそろ新しい選挙を作り出そうよ。ま、面倒くさいからわたしはやらないが、政治家を職業にしているならやって当然だと思うんだがね。