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『天才アカデミー』 天才だってバカ、バカだって天才

『天才アカデミー』(1985) REAL GENIUS 106分 アメリカ

監督:マーサ・クーリッジ 製作:ブライアン・グレイザー 製作総指揮:ロバート・デイリー 脚本:マーサ・クーリッジ、ニール・イズラエル、ピーター・トロクヴェイ、パット・プロフト 撮影:ヴィルモス・ジグモンド 音楽:トーマス・ニューマン
出演:ゲイブ・ジャレット、ヴァル・キルマー、ウィリアム・アザートン、ミシェル・メイリンク、パティ・ダーバンヴィル、ロバート・プレスコット、エド・ローター

 アインシュタインつながりということで今日紹介するのは『天才アカデミー』。原題は『REAL GENIUS』でおそらく『本物の天才達』とでもいったところか。タイトルに無意味にアカデミーが付くのは『ポリスアカデミー』の影響と思われる。
主人公の少年ミッチェは天才児で、15歳にして工科大学に飛び級入学する。
そして寮に入ることになるのだが、そこの住人は天才揃いかつ変人ばかり。その中でも一番イカれているのがクリス(ヴァル・キルマー)だ。例のアインシュタインがアッカンベーをしたTシャツ(トレーナーだったかも)を身につけていて、いつもバカ騒ぎばかりしているクリスだが、実は彼こそが学生一の天才児だった。
クリスと仲良くなったミッチェは次第に寮の雰囲気にも慣れていき、ついには彼女まで作ってしまう。
こんな一種のユートピアだった大学と寮だったが、そこには軍から開発基金の融資を受けてレーザー攻撃衛星を作る悪徳教授がいた。
ミッチェとクリスは教授の悪行を掴むが、こちらはただの学生、相手は高名な大学教授とあっては手の出しようがなかった。考えあぐねた二人はなんとか軍事基地に侵入。そして衛星のコンピューターの高度を書き換える。
そしていよいよ攻撃衛星を使っての試験が行われる。衛星軌道に乗った衛星はターゲットに照準を合わせ始める。しかし、それは予定されていた場所ではなく、なんと悪徳教授が裏金で建てた新築の家だったのだ。
家に降り注ぐレーザー光線。ドッッカーーーん!と爆発するのかと思いきや、どうもなにか様子が変だ。家の中からポンポンッとはじける音がする。
中にはいると、大広間には大量のポップコーンの素が置かれていて、これがレーザーの熱で景気よく弾けている。
そして家中がポップコーンだらけになり、ついには壁も屋根も吹き飛ばしてポップコーンがあふれ出していった・・・

 天才達の無軌道振りは『アニマルハウス』のデルタ・ハウスの連中に似てもいる。片や天才、片やバカでも人並み外れている点では共通している。
ラストの復讐もちゃんと笑いで落としてくれるところがうれしい。
うーん、いいなあ、こんな大学生活、と思ったがそれなりに近い時間を過ごした気がしないでもない。
アインシュタインTシャツ、欲しいんですが売ってないかなぁ。

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