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ユニバーサル・スタジオ・ジャパンその1 『ターミネーター2:3-D』

 朝一で顔を出しじゃあ帰りますんでと挨拶をして大阪での用件は終了。
このまままっすぐ帰ってもいいのだが、どうせ今日はもう一日フリーだ。せっかくなのでユニバーサル・スタジオ・ジャパンに行くことにする。
2月21日の月曜日と平日なので空いていてアトラクション乗り放題だろうと思っていたら10時半頃に到着したところ駐車場には結構車が駐まっていた。あれ?ちょっと嫌な予感がしたがチケット売り場でそれが的中した。5~6ヶ所ある売り場の前にはどこも長蛇の列。しょうがないのでその最後尾に並ぶ。右の方にはカーテンを閉めたままの売り場が2ヶ所あるが、行列も出来ているのだしそっちも開けてもらえないだろうか。
20分ちょっとかかってようやく順番になった。5,500円でスタジオパスを購入。悲惨だったのがわたしの前に並んでいた二人組の女性で、窓口に「入場券と引き替えてください」となにやらチケットを出したところ、係員から「それ、そのまま入れますよ」と言われていた。20数分が無駄の並び損。でもそういったことを尋ねようにもチケット売り場の行列を管理する係員の姿がないのでちょっとしたことを聞くことも出来ない。2~3人でいいんだから人を配置して欲しいところだ。
 入場ゲートから中に入り、置いてあったパンフレットをもらう。来る前にUSJのサイトでアトラクションのチェックはしておいたがここで最終確認。見たい物をちゃんと抑えるためには無駄なく無理ないプランが必要だ。
絶対に見たいと思っているのが『アメージング・アドベンチャー・オブ・スパイダーマン・ザ・ライド』と『ターミネーター2:3-D』、そして『バック・トゥ・ザ・フューチャー・ザ・ライド』である。『セサミストリート4-Dムービーマジック』などはよっぽど時間が余ったらの場合。
あちこちを行ったり来たりでは無駄なので道筋に沿って『ターミネーター』『スパイダーマン』『バック・トゥ・ザ・フューチャー』の順で廻ることにする。

 まずは『ターミネーター』
入り口には「30分待ち」となっている。まあこんなものかと入場し列の最後に並ぶ。
アトラクション会場はサイバーダイン社のショールームという設定になっており、わたしたち観客は新製品の発表会を見に来たことになっている。ロビーにはテレビがいくつも設置されておりサイバーダイン社のイメージビデオが上映されている。よく見ると壁にはサイバーダイン社の各種商品のポスターまで貼ってあってなかなかに凝っている。
『ターミネーター』は映画館式のアトラクションなので数百人単位でごそっと列が進む。第二ロビーにはいると高台のステージがあってそこにバリバリのやり手キャリアウーマンといった感じの赤いスーツを着た女性が登場。
「ようこそ、我がサイバーダイン社へ」と案内を始めるのだが、このお姉ちゃんがどうにも気にくわない。「どこからいらっしゃいましたか?」と観客を指名して答えさせるのだが、

「天王寺」
「天王寺ですが、それはクソ近くからようこそ」
「東京です!」
「ずいぶん大きな声ですがやっぱり自慢ですか」
「長崎」
「長崎、それは最後の人としては中途半端なところからですね。で、長崎で美味しい物は何ですか?」
「えっとちゃんぽんですかね」
「ちゃんぽん、これはまた予想通りのお答えでございます」

会場ではそれなりにウケて笑い声も上がっていたが、わたしはこの手の芸風は認めない。“客いじり”ってのはやっちゃいけないと学校でも習っただろ。下品で嫌なんだよ“客いじり”は。ちゃんとネタで勝負しろネタで。
ひとしきり説明を終えてからこちらに背を向けて「なんでわたしがお客の面倒なんて見なきゃいけないのよ」と小声でぶつぶつグチを言うギャグには、会場は静まりかえって無反応だがわたしは笑った。こちらはちゃんとネタになっている。
そして上映会場の準備が調ったようでお姉ちゃんの案内でさらに右手に続くドアをくくった。
パッと見は映画館というかイベント会場で、舞台に向かって観客席が並んでいる。わたしが座ったのは後ろから5列目ほどとちょっと後ろなのが残念だが左右に関してはほぼ真ん中。観劇にはわりと良い場所だ。あらかじめ渡されていた3-D眼鏡をかけて始まるのを待つ。
またもや赤いスーツのお姉ちゃんが登場。この人が新製品の案内を始め舞台の左右から6体のメカタイプターミネータがせり上がってくる。そこへサラ・コナーとジョン・コナーが登場。サイバーダイン社を壊すからわたしたちに逃げろと伝えてくる。このジョンとサラはリンダ・ハミルトンらが演ずるスクリーンの中と、生身の俳優が演ずる舞台上の二つを上手く組み合わせている。面白いけどタイミングを取ったりするのはなかなか大変だろう。しかも一日中やっているわけだが全何公演なのだろうか。
メカターミネータが暴れる中、シュワルツェネッガー型ターミネーターとT-1000型まで現れちょっとしたアクションの後で3-Dムービーの上映が始まる。わたしたちはジョンとターミネーターと一緒に未来に行きスカイネットを破壊することになるのだ。
スクリーンは正面と左右の3スクリーンによるワイド画面になっている。小型飛行マシーンなどが立体でまるで目の前にあるかのように飛び出してくる。飛び出してくるのだが、わたしはあまり3-D映像が3-Dに見えない。まるで平らってわけではないが飛び出す絵本状に軽く浮き上がって見えるだけ。思わず手を出して触ってみようとするなんていう臨場感はない。これは個人差があるのだろうか。両目の視力はほとんど同じで各1.2ぐらいで特に問題はないだろう。映像を処理する脳の方に問題があるのかも知れない。
ラスト近くではT-1000の様なリキッドメタルの巨大メカが暴れ回る。立体感はともあれ2-Dとしても迫力はある。CGとしては作られてからもう何年も前に作られた物なので(USJのオープンが2001年3月31日)若干の古くささは否めないが、代わりに本物のシュワルツェネッガーが出演しているといううれしさがある。今ではもうテーマパークのアトラクションには出演してくれないだろうな。仮に出てくれたとしても幾らの出演料を取るのやら。
最後の最後に一つどっきりがあるが詳細は行ってみてのお楽しみ。

 土産物屋でターミネーターのヘッド模型を買った。それなりに大きいのに値段は1,260円と案外安い。3,000円ぐらいかな~、だったら買わないよな~と思ったがつい衝動買い。ちなみに手に取ってみるとつくりはちゃちで中身にはクッキーが入っている。食べてしまえば中身は空っぽで、『ターミネーター2』で問題になった例のチップは入っていない。どうせならクッキーじゃなくてポテト"チップ”が入ってればうれしかったのに。

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