« 『ショッカー』 電気人間の襲撃 | メイン | 『ダウン』 このエレベーター危険につき階段を使うべし »

『パルス・ショック』 最大の敵は家電製品

『パルス・ショック』(1988) PULSE アメリカ 91分 1988/11/22鑑賞

監督:ポール・ゴールディング 製作:パトリシア・スタローン 脚本:ポール・ゴールディング 撮影:ピーター・ライオンズ・コリスター 音楽:ジェイ・ファーガソン
出演:ジョーイ・ローレンス、クリフ・デ・ヤング、ロクサーヌ・ハート、チャールズ・タイナー

ある日突然、電気が人々に牙をむき始める。異変に気付いた人々が家の中に立てこもっても、部屋の中にある電化製品が暴走し襲いかかってくるのだ。
1月23日に紹介した『ショッカー』(1989)と10年以上経つ内にゴチャゴチャになり、頭の中で同じ一本の映画になっていた。電気椅子で死刑になった悪党が何かの拍子で電気信号に変換されてしまい、自分のことを警察に通報した少年に復讐するため様々な電化製品に侵入して操り人を殺害するというストーリーだ。今回、文章を書くために調べて間違いに気付いたが、案外これでちゃんと話としてつながっている気がする。
電気が人を襲う理由は明示されない。賛否分かれるところだろうが、下手に悪徳企業やマッドサイエンティストの発明という理屈が付いてしまったりいかにもな悪魔が登場するよりも、はっきりとしていない分怖いという考え方もある。ただ、この作品はあまり怖くはなかった。主人公達が電気スタンドや冷蔵庫などの家電と格闘する絵面はどちらかというと間抜けだった記憶がある。ちなみに電気だけではなくガスや水道なども襲ってくる。電化製品が動くのは内蔵されたモーターなどでまだ説明が出来そうだが、水道やガスの栓が開くのはどういう仕組みなのか分からない。やはり超自然的力が働いているのだろうか。
現実にこんな事件が起こったら(いや、起こらないが)、電気もガスも手放し都会を捨てて自然の野山に暮らすしかない。さぞかし不便なことだろう。「ロケット、見たかったな」だったっけ?諸星大二郎作『生物都市』ラストのセリフ。ストーリーとしてはほとんど関係ないがなんとなく思い出してしまった。

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://www.jion-net.com/mt/mt-tb.cgi/4079

コメントを投稿 携帯電話からは投稿出来ません