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『ショッカー』 電気人間の襲撃

『ショッカー』(1989) SHOCKER アメリカ 110分 1990/11/29鑑賞

監督:ウェス・クレイヴン 製作総指揮:シェップ・ゴードン、ウェス・クレイヴン 脚本:ウェス・クレイヴン 撮影:ジャック・ヘイトキン 音楽:ウィリアム・ゴールドスタイン
出演:マイケル・マーフィ、ミッチ・ピレッジ、ジョン・テッシュ、ヘザー・ランゲンカンプ、ピーター・バーグ

殺人鬼ピンカーが電気椅子にかけられる。しかし強大な電力が流されたその瞬間、奴の肉体と魂は電気信号に変換され電力線を伝わって外へと逃げ出してしまう。そんなことが可能だったのはピンカーの職業がテレビの修理屋で電気には詳しかったから。うむ、論理的・・・か?
電気信号という実体のない殺人鬼の設定は面白い。主にテレビを通じて出現することになるのだが、放送中の番組にピンカーが割り込んで好き勝手に干渉する辺りは『エルム街の悪夢』のフレディを思わせる。それもそのはずで、監督・脚本はどちらも同じウェス・クレイヴンだ。
玄関の鍵や窓を閉め切っていても電気が通っていればコンセントなどから現れるという現代的な怪物で、これがリメイクされたらインターネットを通じて出現するようになるのだろうか。電子メールに添付された謎なファイルを開いたらディスプレイから出没したり、アダルトサイトを閲覧していたらヌードの女性がピンカーに変身するなんてのはどうだろうか。コンピュータウイルスやトロイの木馬が殺人鬼になる。うむ、一応メモしておこう。
ラストのピンカーの退治方法が、なにやらおとぎ話での悪魔のやっつけ方などを思わせる。案外間抜けな奴だ。

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