『ゾンビコップ』(1988) DEAD HEAT アメリカ 96分 1989/01鑑賞
監督:マーク・ゴールドブラット 製作:マイケル・メルツァー、デヴィッド・ハルパン 製作総指揮:ステファノ・フェラーリ 脚本:テリー・ブラック 撮影:ボブ・イエオマン 音楽:アーネスト・トルースト
出演:トリート・ウィリアムズ、ジョー・ピスコポ、リンゼイ・フロスト、ダーレン・マクギャヴィン、ヴィンセント・プライス
死人を生き返らせる装置を発明した悪の組織が、それを利用して悪事を働く。主人公である二人の刑事(トリート・ウィリアムズとジョー・ピスコポ)はそのアジトに乗り込むのだがジョー・ピスコポが真空室に閉じこめられて窒息死してしまう。そこでジョー・ピスコポを死体蘇生装置にかけて生き返らせて生きた死人・ゾンビコップとして復活させる。ゾンビと言っても頭の働きなどは生前のままで会話も出来るし動きも素早い。ただ、その効果が持続するのはわずかに12時間だけで、それが過ぎたら単なる死体になってしまう。
捜査を続ける内にトリート・ウィリアムズも殺されてしまうが、彼もゾンビコップとして復活。銃で撃たれても死なないゾンビ・コップは果たして12時間以内に悪の組織を倒せるのか?世にも珍しいゾンビ刑事映画である。
『1941』(1979)で嫌みったらしい伍長を演じていたトリート・ウィリアムズを久々にスクリーンで見かけた。その後、また見なくなったなと思っていたら快作『ザ・グリード』(1998)で主役をやっていた。どうもわたしとはほぼ10年周期でスクリーンで出会うようになっているらしい。となると、次は2008年か?まだちょっと先だな。
ゾンビになってしまった主人公たちは不死身というかすでに死んでいるので派手な銃撃戦や無茶なアクションがいくらでも可能なのだが、それほど予算がなかったせいか今一つ地味なのが残念。
ジョー・ピスコポは本業がコメディアンで、映画もコメディ色が強い。中華料理屋の厨房で死体再生装置が作動してしまい、天井からぶら下げられた羽も抜かれ内臓もさばかれた数十羽のニワトリがバタバタ動き出すギャグや、敵のゾンビ軍団とお互いに防御無視の銃撃戦には笑った。
ラストはからっと乾いているんだけど、その実寂しげでちょっと泣けるんだこれが。