先日、Photoshop CSでは新札のスキャンイメージが読み込めないという話をした。
こうなるとやはりコンビニエンスストアなどにあるカラーコピー機ではどうだろうかと気になってくる。
だが、お札をコピーした時点でもうれっきとした通貨偽造の罪になる。だから絶対にやってはいけない。
そこで、ここから先は想像の話になる。あくまでも架空の出来事だ。その辺、しっかり理解しておいて欲しい。
新千円札を持ったその男は近所のコンビニに行った。この店は今年出来たばかりの新しい店で、設置してあるカラーコピー機も新型でまだピカピカの新品に近い。
男はとりあえず辺りをきょろきょろ見渡して、店員や他の客が近くにいないことを確認すると、読み取り台の上に新千円札を野口英世の肖像を下にして置いた。そしてカバーを閉じ、コインスロットルに100円玉を入れた。設定はカラー、サイズはA4を選ぶ。
男の心臓がドキドキしている。今ならまだ引き返すことが出来る。これが最後のチャンスだ。
だが男は目を閉じて「ええい、ままよ」とばかりにコピーボタンを押した。
読み取り部が光り、ガーッとセンサーが移動する音がした。
「ピーーーーー」
コピー機が警告音を発した。
液晶には「このコピーを行うことはできません」といったメッセージが表示されている。
男は慌ててリセットスイッチを押した。コピー機は何事もなかったかのように元の状態に戻った。
カウンターを伺うと、レジにいる店員はコピー機での異変など別に気付いていない様子だ。だが、それは気付いていない振りをしているだけで、実は場合によっては警察に通報する用意をしているのかも知れない。疑心暗鬼に満ちた男にはそのように見えた。
目立たないように新千円札を取り出し、返却ボタンを押して100円玉を取り戻すと、男はコピー機のそばから離れた。
そして、カモフラージュのつもりで缶ジュースを一本買ってそのコンビニを後にした。
なるほど、最近のカラーコピー機もやはり新札のコピーは出来ないようになっているのかと男は納得した。
単なる好奇心を満たすためにしては危ない橋を渡った気もするが、なに人生にはスリルが付き物さ、などとうそぶきながら、後ろを気にしつつ歩き続けるのであった。
うむ、なるほど。
くどいようだが最後にもう一度、上記の出来事はフィクションであることを述べておく。実在の人物、出来事とは一切関係がない。
だからなんだってば。
コメント (2)
斜めにセットするとどうなるんでしょう?
Posted by: 匿名 | 2005年03月18日 06:36
日時: : 2005年03月18日 06:36
斜めは試してみませんでしたが、ゲホゲホゲホ・・・架空の話です、もちろん。
コンビニなんかのカラーコピーの中身はパソコン+スキャナー+カラーレーザープリンタのようなものですから、画像解析をして紙幣かどうかを確かめているようなのでおそらく斜めにしてもエラーを吐き出すでしょうね。
昔は印刷関係者でないと難しかったものが、今では子供でもそれなりの物が簡単に作れてしまいます。
いっそのこと“札”という形を見直して、『ギャートルズ』などにでてくる直径2メートルはある石の貨幣を復活させたらどうでしょうか?
Posted by: 東森時音 | 2005年03月18日 21:38
日時: : 2005年03月18日 21:38