『マイ・ブルー・ヘブン』(1990) MY BLUE HEAVEN 95分 2004/12/19レンタルDVDにて鑑賞
監督:ハーバート・ロス 製作:ハーバート・ロス、シンシア・シルバート 製作総指揮:ゴールディ・ホーン、ノーラ・エフロン、アンドリュー・ストーン 脚本:ノーラ・エフロン 撮影:ジョン・ベイリー 音楽:アイラ・ニューボーン
出演:スティーヴ・マーティン、リック・モラニス、キャロル・ケイン、ジョーン・キューザック、メラニー・メイロン
FBIの捜査官ニック・モラリスに連れられ裁判まで身を隠すために証人保護プログラムで田舎町に連れてこられたイタリアンマフィアの一員スティーヴ・マーティン。髪の毛をツンと逆立てた伊達男のスティーヴ・マーティンは身を隠すどころかトラックの積み荷を奪ったりスピード違反でパトカーに捕まったりと好き勝手し放題。そんなスティーヴ・マーティンに、パンケーキに塗る蜂蜜の量まできっちり決めているという杓子定規で野暮ったいニック・モラリスは振り回されてばかり。
しかし、段々とスティーヴ・マーティンの影響を受けてパリッとしたスーツを新調したりジョークを飛ばすようになっていく。
だが、スティーヴ・マーティンの証言を食い止めるため殺し屋が差し向けられてきて・・・
朴念仁が洒落者に振り回されるが、トラブルを乗り越えていく次第に打ち解け合っていく定番コメディ。だがどうにもつまらない。
ニック・モラリスの“急変”とも言える変わりぶりが「何で?」としか思えない。95分という尺の短さのせいかも知れないが、もう少し心の動きをちゃんと描いて欲しかったものだ。
スティーヴ・マーティンの暴れぶりも妙に良心的なところがあって弾け切れていないのが残念だ。
その田舎町には証人保護プログラムで死んだことになってその後新生活を送っている元マフィアたちが大勢いるのだが、その設定を少しは有効に利用できなかったものか。隠居したジジイたちが昔取った杵柄と現在の職業を活かして殺し屋相手に立ち向かうなんてのは面白そうなんだが。
製作総指揮に名を連ねているゴールディ・ホーンはあの女優のゴールディ・ホーンだ。製作だけで出演はなし。
『ハウスシッター 結婚願望』(1992)でスティーヴ・マーティンと共演しているからその縁か?