『おつむてんてんクリニック』 (1991) What About Bob? 99分 1992/2/21鑑賞
監督:フランク・オズ 製作:ローラ・ジスキン 原作:ローラ・ジスキン/アルヴィン・サージェント 脚本:トム・シュルマン 撮影:マトクル・バロウズ/ミヒャエル・バルハウス 音楽:マイルズ・グッドマン
出演:ビル・マーレイ/リチャード・ドレイファス/ジュリー・ハガティ/チャーリー・コースモー/キャスリン・アーブ/トム・アルドリッジ
潔癖性やらなにやらと恐怖症の固まりのような患者ボブ(ビル・マーレイ)が精神科医のレオの元を訪ねてくる。レオは週末の家族旅行に気が行っていたためボブを適当に診察してとりあえず追い返す。ところがその診察で一時的に恐怖症が治まったボブはレオを名医中の名医と思いこむ。しかし恐怖症が再発したためボブはレオの別荘先まで押しかけてくる。ストーカー状態でつきまとうボブのためにレオはストレスが溜まる一方。ところがボブはレオの家族や地元住民ともすっかり親しくなってしまう。ついにレオは精神のバランスを崩し爆発してしまうのだが・・・
このように精神病患者ネタなので被差別団体からクレームがこないように邦題に気を遣い、逆に気を遣いすぎて思いっきり差別的なタイトルになってしまった。「おつむてんてん」=「くるくるぱー」=「気違い」で『気違い病院』って意味だろ?そりゃまずいぞ。
変人と関わるとことになる『大災難PTA』(1987)や『ネイバーズ』(1981)などのタイプの映画で、ひたすらリチャード・ドレイファスが迷惑がるだけとストーリーは単純で面白みに欠ける。この脚本ではフランク・オズも手腕を発揮できずなくて当然だろう。
レオもストレスが溜まるが観てる観客もストレスが溜まる。
ビル・マーレイの相変わらずなイカレっぷりが唯一の見所だろうか。だが『知らなすぎた男』(1998)のような爽快感はない。