『サイドキックス』(1992) SIDEKICKS
監督:アーロン・ノリス 製作:ドン・カーモディ 製作総指揮:チャック・ノリス/ジェームズ・マッキングヴェイル/リンダ・マッキングヴェイル 脚本:ルー・イラー/ドナルド・G・トンプソン 撮影:ホアオ・フェルナンデス 音楽:アラン・シルヴェストリ
出演:チャック・ノリス/ジョナサン・ブランディス/ボー・ブリッジス/マコ/ジョー・ピスコポ/ジュリア・ニクソン=ソウル
最近では主役というより若い者をサポートする指導者的役を演ずることの多いチャック・ノリス。その最初の一本がこの『サイドキックス』だ。
アクションスター“チャック・ノリス”に憧れるひ弱な少年が自らも空手を始める。いじめっ子からのいじめなどに遭いながらも練習を積み、ついに空手大会に出場することになる。だがメンバーが一人足りず、このままでは出場出来ない。困った、さぁどうする?
そんな少年の危機を助けるために駆けつけたのはなんと“チャック・ノリス””本人。いやーもう、このシーンは燃えた燃えた。
『ベスト・キッド』シリーズの亜流ではあるのだが、ミヤギことパット・モリタは実際には強くないのに対し、チャック・ノリスは本当に強く一緒に戦ってくれるのだ。もちろん、『ベスト・キッド』は冴えない日系の老人が実は空手の達人だったというところが面白いんだが。
『サイドキックス』は流血や銃撃戦などを登場させずにチャック・ノリスのアクション映画をいかに成立させたかという点で秀逸である。『地獄のヒーロー』や『野獣捜査線』などチャック・ノリス作品には過激な暴力描写が多々あるが、『サイドキックス』では本人として登場するというアイディアで青春スポーツ映画とチャック・ノリス映画を見事に融合させてしまったのだ。
監督のアーロン・ノリスはチャックの実弟。兄のお抱え監督になっているが、この人はもっと評価されても良いだろう。大作や傑作を作ろうなどという変な意気込みはなく、常に面白く楽しい映画を作ることに精力している。斬新さや切れ味の鋭さには欠けるが、丁寧な演出には好感が持てる。面白い映画を撮るのは一流か三流の監督で、駄目なのは二流の監督。アーロン・ノリスは立派な三流監督だ。
主人公の少年を演じたのはジェイミー・リー・カーティス顔のジョナサン・ブランディス。スティーヴン・キングの『IT』の子供時代編や『ネバーエンディング・ストーリー第2章』などで活躍したが、成長してから俳優としての伸び悩みに陥り、そのためか昨年末に自殺している。
コメント (1)
クズ映画扱ってます。これからもよろしく。
Posted by: ギャー | 2004年10月08日 00:23
日時: : 2004年10月08日 00:23