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『ルール』 ヒッチコックを百回観ろ

『ルール』(1998) URBAN LEGEND

監督:ジェイミー・ブランクス 製作:ジーナ・マシューズ/マイケル・マクドネル/ニール・H・モリッツ 製作総指揮:ブラッド・ラフ 脚本:シルヴィオ・ホータ 撮影:ジェームズ・クレッサンティス 音楽:クリストファー・ヤング
出演:ジャレッド・レトー/アリシア・ウィット/レベッカ・ゲイハート/ジョシュア・ジャクソン/ナターシャ・グレグソン・ワグナー

様々な都市伝説に基づいた連続殺人が起こるという基本的なアイディアは良いんですが、話が進むにつれ面白味が失われていき、「なんだ、『スクリーム』の亜種か」になってしまうのが残念です。
殺人犯が“見立て殺人”として都市伝説を模倣する点や、連続殺人の理由などアガサ・クリスティ風と言えなくもないですが、ミステリー的要素は期待しない方が良いでしょう。なにしろ、殺人の動機こそ一応あるものの、つまるところ「犯行の理由は犯人が気違いだったから」ですから。
面白いサスペンスには「頭の切れる意地の悪さ」が重要なのですが、この映画の作り手にはそれが欠けているようです。アルフレッド・ヒッチコックを百回観てから出直しましょう。

『スクリーム』シリーズや『ラストサマー』シリーズなどのヤングアダルトホラーが一時期流行しましたが、そのブームの後には何も残らなかったのだなぁ、といったところでしょうか。

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