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『検事Mr.ハー/俺が法律だ』 困った癖の検事さん

『検事Mr.ハー/俺が法律だ』(1986) 執法先鋒 1989年後半に鑑賞

監督:コリー・ユン 製作総指揮:レイモンド・チョウ 脚本:バリー・ウォン/スゼット・チェク・ホン 撮影:トム・ラウ 音楽:ロメオ・ディアズ
出演:ユン・ピョウ/シンシア・ラスロック/メルヴィン・ウォン/ユン・ケイ/ウー・マ

タイトル通りにユン・ピョウが検事を演じている。ただしこの検事、自分が検察を担当した裁判で負けて悪党が釈放されると、その居所に忍び込んではクンフー技で惨殺してしまうという困った癖がある。クンフーを磨いてる暇があったら検察官としていっそうの勉強をするべきだろう。
同じような例だと『デアデビル』のベン・アフレックがいて、こちらも裁判で自分を打ち負かした相手を自警団気取りで殺しに行く。自分の弁護士としての能力が不足していたと反省はしないんだろうか。
闇の始末人Mr.ハーの存在に気づき捜査を進める白人女性刑事がシンシア・ラスロック。同じくユン・ピョウ主演のオールスター大作『冒険活劇/上海エクスプレス』でも見せていた切れ味の良い格闘アクションが格好いい。中でも女性悪役との対決は一見の価値あり。
全篇にユン・ピョウの身体を張った命がけな“痛い”アクションが満載。同じようなアクションでもジャッキー・チェンだとコミカルな味わいがあるが、この映画はシリアス風味なのでやけに悲惨でその分余計と痛そうに感じる。
ラストでは空高くを飛ぶ小型飛行機からユン・ピョウがパラシュートなしで海に向かって飛び降りる。うぉっ!まさに命がけ。バッシャーンと大きな波しぶきをあげて着水し、そしてカメラが波にユラユラと揺られるユン・ピョウに寄っていくと・・・・・・死んでる。
飛び降りた意味ねーっ!

かくして登場人物のほとんどが“無駄”とも思える死に方をして、何の救いもないまま映画は幕を閉じるのであった。

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コメント (2)

最高に辛い映画でしたね。
でもまた観たい!

東森時音:

山するめさん

ユン・ピョウ主演の香港映画でありながら、爽快感を感じさせない映画でしたね。
香港映画はたまにこういう救いのない映画を作ってくるから要注意です。
しかし、アクション面ではよく出来た映画でした。ユン・ピョウ以上にシンシア・アスロックが格好いい。

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