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『ロボコップ3』 ロボコップ4は海だろうか?

『ロボコップ3』 ROBOCOP 3 1993/5/1鑑賞

監督:フレッド・デッカー 製作:パトリック・クローリー 脚本:フランク・ミラー/フレッド・デッカー 撮影:ゲイリー・キッブ 特殊効果:ロブ・ボッティン 音楽:ベイジル・ポールドゥリス
出演:ロバート・バーク/ナンシー・アレン/レミー・ライアン/ジル・ヘネシー/ブルース・ロック/フェルトン・ペリー/マコ・イワマツ

SFアクション刑事映画の第三弾。
WOWOWの放映で久々に観た。やはり面白い。わたしにとってはシリーズ中ずば抜けてベストの傑作だ。
傑作『ドラキュリアン』を手がけたフレッド・デッカーの演出は軽快で、全二作の抑圧感がすっかりぬぐい去られている。1作目では殉職しロボット警官に改造されて記憶を失いながらも“マーフィー”という自我にこだわり続けていたが、3作目では人間時代のことはすっかり忘れたかのようにヒーロー“ロボコップ”になっている。それを象徴するかのように、中に入っている人もピーター・ウェラーからロバート・バークに変わっている。いや、これはピーター・ウェラーが「もう嫌だ」と断ったんだろうが。
そして重荷から解き放たれ鋼の身体がすっかり軽くなったロボコップは、もはや空を飛んでも違和感がない。中盤で“ロケットパック”がいかにもといった具合に登場し大方予想はつくものの、警察とチンピラを含めたリハッブ隊が戦っているところへロボコップが空の彼方からジェット噴射で弾丸のように飛んでくるシーンには「もうまいった」の一言。かなり無理矢理な合成なのだが、短いシーンなのでそれほど気にならない。というか気にするな。
もう一つの大きな違いが、絶対的な存在であったオムニ社も日本企業に買収されてしまっていることだ。日本人ボスを演ずるマコ・イワマツは、もちろん日本人から見てあまり気持ちの良い役ではないのだが、重みのある存在感を示していて頭一つ分ほども身長が大きいロボコップを前にしてもひるまずに堂々としている。いい役者だと思う。
一番好きなシーンは先ほどもあげたロボコップの飛行シーンだが、ちなみに次に好きなのは街のチンピラたちが悪党から武器を与えられ、その一人がヘルメットを被ろうとするがモヒカン頭なので被れないというバカなシーンだ。

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