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『ハートブルー』 いや、お前テッドだろ

『ハートブルー』(1991) POINT BREAK 1991/10/19

監督:キャスリン・ビグロー 製作:ピーター・エイブラムス/ロバート・L・レヴィ 製作総指揮:ジェームズ・キャメロン 原案:リック・キング/W・ピーター・イリフ 脚本:W・ピーター・イリフ 撮影:ドナルド・ピーターマン 音楽:マーク・アイシャム
出演:キアヌ・リーヴス/パトリック・スウェイジ/ゲイリー・ビジー/ロリ・ペティ/ジョン・C・マッギンレー

キアヌ・リーヴスを「大型新人現る!」と言った具合に売り出した作品だが、ほんの10日程前に『ビルとテッドの地獄旅行』を観ていたわたしには、いくらキアヌ・リーヴスがカッコつけても脳裏に焼き付いた例の長髪ウスラバカが邪魔しにかかる。『殺したいほどアイ・ラブ・ユー』(1990)でもバカだったし、そもそもキアヌ・リーヴスは子役上がりだから新人じゃないだろ。
カッコよさげな映像やシチュエーションを打ち出しているが、肝心の演出がいたって凡庸で登場人物もただのカッコつけ野郎にしか見えない。荒れ狂う海でのサーフィンや高々度からのスカイダイビングが、いくら見た目が派手でも映画におけるアクションとして成立していないのだから始末が悪い。アクション刑事映画というものを勘違いしているとしか思えないのだが。
ま、しょせんキャスリン・ビグロー。多くを期待するのがそもそもの間違いか。

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