『びんばりハイスクール』(1990) 1990/9/4鑑賞
監督:鈴木則文 プロデューサー:若松孝二 原作:石井まゆみ 脚本:渡辺善則/ 鈴木則文 撮影:喜久村徳章 音楽:後藤次利
出演:藤瀬かおり/日原麻貴/八木小織/竹内力/南渕一輝/片桐はいり/キューティー鈴木/阿藤海/由利徹/塩沢とき
これまた鈴木則文監督によるマンガ原作モノなんですが、往年の勢いは消えてあまりパッとしない作品です。
美少年大好きな片桐はいりの高校教師や、巨大なヘルメットを被ったオートバイライダーがそのヘルメットを脱ぐとそのままな髪型の塩沢ときが現れるなどギャグもありますが、全体的に不発で笑えません。
では学生組織の争いに巻き込まれていく主人公の格闘で見せてくれるかというと、別にジャパン・アクション・クラブの人でもないのでパンチやキックの真似をするとスタントマンが勝手に吹き飛んでくれるというお手軽アクション。
物語が展開してもただひたすらに失速していくだけで、70~80年代の鈴木則文作品が持っていたエネルギーは感じられません。もはや古くささを感じるスタイルには、「ああ、もう90年代なんだな」とどこか寂しさを覚えたものです。