『バーチュオシティ』(1995) VIRTUOSITY
監督:ブレット・レナード 製作:ゲイリー・ルチェッシ 製作総指揮:ハワード・W・コッチ・Jr 脚本:エリック・バーント
出演:デンゼル・ワシントン/ラッセル・クロウ/ケリー・リンチ/スティーヴン・スピネラ/ウィリアム・フォーサイス
舞台は近未来。
警察官訓練用にバーチャルシミュレーターが作られ、まずは被験者として二人の囚人を使ったテストが始まる。仮想空間に送り込まれた囚人たちは悪人役のプログラムされた人格“シド6.7”(ラッセル・クロウ)を日本料理店に追いつめるが、シド6.7の反撃に遭い神経細胞に過負荷がかかったため囚人の一人が死亡する。
開発チームの科学者がシド6.7に実体の体を与えてしまい、シド6.7は研究所から逃亡してしまう。シド6.7は凶悪犯罪者として設計されており、このままでは大量殺人事件になりかねない。そこでシド6.7と戦った被験者の一人で元警官の囚人(デンゼル・ワシントン)を捕獲のために送り出す。しかしシド6.7は身体に損傷を受けてもガラスを取り込むことで修復できる不死身のボディ。いかにして戦うか・・・
主役悪役ともに今ではアカデミー主演男優賞俳優という豪華な顔ぶれ。設定自体はSFしているのだが、画面が妙に安っぽい上に衣装・小道具などに魅力が無いためC級作品で終わっている。
シド6.7の6.7はバージョン番号。バージョン1.0の単純なものから始まり、何百人もの凶悪犯罪者の人格をデータ入力しそれを戦い合わせることでより邪悪なものに作り上げられた。珪素で身体を構成している珪素系生物というのは、映画だと『ガメラ2レギオン襲来』のレギオンが有名だ。そういえばレギオンもガラスを食っていた。
元警官の左腕は過去の爆破事件で失われ“片腕サイボーグ”となっているのだが、この設定は最後の最後になってようやく活かされる。しかし、「別に鉄パイプと電線があればすむ話」だったりする。
冒頭の仮想空間での訓練シーンでシド6.7に襲われ、ヴァーチャルシミュレーターマシンのヘッドギアをかぶったまま痙攣して暴れるデンゼル・ワシントン。で、慌てた研究員がヘッドギアを外すとデンゼル・ワシントンの髪がボッカーンと爆発頭になっている。「ドリフかよ!」と思ったが、よくよく見るとドレッドヘアだった。どうでもいいが似合わない。
仮想空間で人が消えていくCGが『バーチャル・ウォーズ』(1982)のそれに似ているなと思ったら監督は同じ人だった。
コメント (1)
これは面白かったですね。
どこからツっこんでいいかキリがないほど
B級好きのツボをこちょこちょと刺激するつくりで。
Posted by: ルー | 2004年10月15日 18:43
日時: : 2004年10月15日 18:43