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『U-571』

『U-571』(2000) U-571
監督・脚本:ジョナサン・モストウ 出演:マシュー・マコノヒー/ビル・パクストン/ハーヴェイ・カイテル/ジョン・ボン・ジョヴィ

久々に潜水艦物を観た。『クリムゾンタイド』以来かな。

「潜水艦物っていうほど数あるかね」

えーっと、『レッドオクトーバーを追え!』だろ、『Uボート』だろ、『深く静かに潜航せよ』だろ、『海底2万里』に『海底軍艦』。

「そんなこと言ったら、『緯度0大作戦』とか『原子力潜水艦シービュー号』もありだな」

う~ん、そうだな。実際の潜水艦が出てきた物までにしとこうか。
とにかく、最近の潜水艦物は中が広くて閉塞感や息詰まる雰囲気がなかったけど、Uボートはやっぱり狭くて良い。アメリカの潜水艦のS-33の中にある3段ベットが寝苦しそうだった。ちょっと身体を起こすと頭をぶつけそうだったな。

で、簡単に粗筋を話しておくと、航行不能になったUボートへアメリカ軍がドイツ軍になりすまして近づき、占拠して暗号機“エニグマ”を奪うという作戦を立てる。U-571ってのはそのUボートの船番号。
占拠は上手くいったが、自分たちの潜水艦を破壊されてしまう。そこで故障したUボートを使ってなんとか味方の陣地を目指す。

まず、敵軍の格好をして騙すってのは戦術上ありなのか。条約やなんかで規制されてるんじゃないのか?

「詳しいことは分からないが、どうみたって卑怯だよな」

それに、占拠時にドイツ兵士をほぼ全員撃ち殺してしまうんだが、これの布石として序盤にU-571が投降を希望する連合軍兵を撃ち殺してしまうシーンがある。こんな奴らだから、殺されてもかまわないと観客に感じさせるためだけのシーンだったな。
それでも、爆雷の爆発音が近づいて恐怖に脅えるところや、震度を深く潜って水圧でビスが飛んだり、計器のガラスが砕けたり、浸水してくる恐怖ってのは潜水艦物の醍醐味だ。
まぁ、全体的に大味な作品だと思ったら、製作にディノ・デ・ラウレンティスが絡んでいる。
どーりで。
ハーベイ・カルテルは良かったけどね。
でも、なにしに出てきたんだ、ジョン・ボン・ジョビ。

「最近はすっかり映画俳優だな」

でも、誰がジョン・ボン・ジョビか、最後まで分からなかった。

「それじゃ、ダメだろ」

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