レイジーキャッツの『大冒険』(1965) 監督:古澤憲吾 脚本:笠原良三/田波靖男 特技監督:円谷英二 出演:植木等/谷啓/ハナ肇/犬塚弘/石橋エータロー/桜井センリ/安田伸/団令子/越路吹雪/ザ・ピーナッツ/森繁久彌/由利徹
クレイジーキャッツの結成10周年記念として創られた娯楽大作。
週刊誌の記者である植木等が国際的偽札事件に巻き込まれてしまい、車の屋根に飛び乗るわ、ビルの屋上から落っこちるわ、鉄橋にぶら下がるわ、線路に仰向けになって上を通り過ぎる汽車をやりすごすわ、馬から列車に飛び乗るわと大活躍。
そのほとんどが植木等の顔がちゃんと映っていて、代役を使わずにスタントをこなした事がわかります。
『Mi:2』のトム・クルーズなんて目じゃないですね。
ワイヤーアクションで宙を舞う植木等なんてなかなか見られませんよ。
なんで週刊誌の記者がそんなことができるのかという疑問には、オープニングで古アパートで歌う歌『遺憾に存じます』の中で「学生時代は特待生~♪」の歌詞のところで、壁に貼られた男子体操の写真から、体操特待生で運動神経はいいんだなとちゃんと観てれば1カットで分かる仕組み。
最後は神戸に潜水艦まで出てくるは、黒幕はなんと驚くアドルフ・ヒットラーだったりと大満足。
喜劇と活劇。やっぱ映画の原点ではと。