『ゴジラ・モスラ・キングギドラ 大怪獣総攻撃』
監督:金子修介 脚本:長谷川圭一/横谷昌宏/金子修介 出演:新山千春/宇崎竜童/小林正寛/佐野史郎/仁科貴/南果歩/大和田伸也/村井国夫/渡辺裕之
かなり長いタイトルだが、正確にはバラゴンも加えた『ゴジラ モスラ キングギドラ バラゴン 大怪獣総攻撃』になるのだろう。本当は監督の金子はバラゴンも加えたかったそうなのだが、プロデューサーか誰かの反対にあったそうだ。
今回のゴジラはまた悪役に戻るとのことである。
監督は平成ガメラシリーズを手がけた金子修二。ガメラも面白かったし、そもそもちゃんと映画を撮れる人だから期待していた。
しかし、スタッフのガメラと比べて予算は倍だが期間は半分という言葉を聞いて不安も感じていた。
映画ってのはとかく時間がかかるもの。特に特撮を多用した作品となるとなおのことだ。
で、実際に映画を観てどう感じたかというと、「う~ん、本がつまらないからなぁ」である。
まず、ゴジラには太平洋戦争で亡くなった多くの人の残留思念がとりついているそうだ。
だからゴジラにはミサイルも爆弾も効かないとのこと。
なんじゃ、そりゃ~。
で、日本を襲うゴジラを、ヤマトの守護神である三大聖獣が蘇る。それがバラゴン・モスラ・キングギドラである。
ところがこの聖獣たち、けっこう危ないやつらで、バラゴンは暴走族をトンネルごと潰して生き埋めにしてしまうし、モスラは湖の湖畔で悪さをしている若者達を繭にして殺してしまう。一緒にいた犬は無事というのが映画的良心。
悪い若者達を殺していくというのはなんというか、13日の金曜日のジェイソンのようですな。
で、バラゴン、モスラ、キングギドラそして防衛軍によるゴジラ討伐がはじまる。
しかし、今度のゴジラは強い。はっきりいって強すぎる。一方的な戦いで盛り上がらない。
ガメラとレギオンみたいにある程度両方の力が拮抗していないと面白くないですな。
ま、ゴジラの圧倒的な強さというのは今回金子が描きたかったことなんでしょうけどね。
その割りに、ゴジラの死に方は間抜けなんだよなぁ。
今回のヒロインはBSの中小番組プロダクションなのだが、このお姉ちゃん箱根から横浜まで自転車でゴジラを追う。
追いつけんつーの。
しかも、その間、デジタルビデオをパソコン経由で携帯電話につなぎ生中継を配信するのだ。
どんな高速回線の携帯電話やねん。
あと、意味のない特別出演。蛍雪次郎や渡辺裕之、松尾貴志はガメラシリーズからの続きとして、
ゴジラの尻尾で叩き潰される篠原ともえやチューヤン。軍人役の角田信朗。
誰がどこに出てくるか、こりゃウォーリーを探せですな。
最高に意味がなかったのは前田愛と前田亜季姉妹。
二人並んで空を飛んでいくモスラを神秘的な雰囲気で見ているものだから、これは小美人の役なのかと思いましたが、そのまま出てきませんでした。
宇崎竜童は陸軍だと思っていたら戦艦に乗って指示を始め、最後には潜水艦に乗ってゴジラに向かっていくし、いったい陸軍なのか海軍なのか。そもそも防衛軍の組織構成はどうなっているのか?
やはり、ガメラと比べて圧倒的に脚本が弱い。伊藤和典が抜けたのは痛かったな。
コメント (1)
んなこたねーよ、面白かったよw
Posted by: tanku | 2005年03月17日 21:39
日時: : 2005年03月17日 21:39