『リトルショップ・オブ・ホラーズ』(1986) LITTLE SHOP OF HORRORS
監督:フランク・オズ 出演:リック・モラニス/エレン・グリーン/スティーヴ・マーティン/ヴィンセント・ガーディニア/ビル・マーレー/ジョン・キャンディ/ジム・ベルーシ
観に行ったときは、大して期待していなかったんですよ。
監督はフランク・オズ。彼はマペットマスター(人形使い)で、スターウォーズのヨーダの操作を担当していた人です。
ちなみに、『ブルースブラザーズ』で刑務所でジョン・ベルーシに所持品を返す担当官、そして、『ブルースブラザーズ2000』では刑務所所長で出演もしています。ちゃんと出世してるんですね。
その人の初監督作品。まぁ、そんなに期待はしませんわな。
オープニングで宇宙と思っていたのが汚れた水溜り。そこに酔っ払いが投げた酒瓶が飛び込み、主題歌が始まる。このオープニングだけで、グッときましたね。
後は映画の流れに乗って、楽しんでいるうちに終わっていました。
実に楽しいコメディミュージカルです。
謎の植物が寂れた花屋を盛り立ててくれるが、実は極悪吸血植物だったという話しなんですが、この植物オードリー2が愛嬌があるのに憎たらしい。ここらへんの特撮は、さすがマペットのプロによる仕事です。
主役のシーモアを演ずるニック・モラリスの情けなさもいいですが、なんといっても最高なのがサドの歯医者役のスティーブ・マーティン。
彼が、患者に苦痛を与える治療をしながら「俺は歯医者だ~これこそ天職~」と歌いまくるシーンは大のお気に入り。レビュー的なミュージカルではなく、お芝居としてのミュージカルです。
フランク・オズはその後も監督を続けており、『ペテン師とサギ師 だまされてリビエラ』は必見の傑作コメディ。