『ムーラン・ルージュ』(2001) MOULIN ROUGE!
監督・脚本:バズ・ラーマン 出演:ニコール・キッドマン/ユアン・マクレガー/ジョン・レグイザモ/ジム・ブロードベント/リチャード・ロクスボロウ
面白かった。
予告編を観たときには辛気臭い悲恋物だと思い大して興味も引きかれなかったのだが、監督はバズ・ラーマン(『ダンシング・ヒーロー』『ロミオ&ジュリエット』)だし、主演はユアン・マクレガーだからと、一応おさえで観にいった。
そしたらこれが大当たり。辛気臭いなんてとんでもない。実際にかなりおバカなところもあるミュージカル映画だったのだ。
たしかに悲恋な話なんだけど、とにかくみんな歌う!踊る!
舞台は1899年~1900年のパリなんだが、歌にはヒットポップスなどが平気な顔で混ざっている。エルトン・ジョンの『Your song』やマドンナの『マテリアルガール』『ライクアヴァージン』などなど。ほかには『テキサス1の赤いバラ』でドリー・バートンが自ら作り歌った名曲『I will always love you』(『ボディ・ガード』でホイットニー・ヒューストンがカバーした歌)とか『サウンド・オブ・ミュージック』などなど。
そしてQUEENの『Show must go on』
わたしは洋楽に疎いので気づかないままの曲も多かったと思うが、洋楽ファンならもっと楽しめるでしょう。
さらに過去のミュージカルへのオマージュ。『紳士は金髪がお好き』などがありました。
クリスティン(ユアン)が公爵に見つからないように部屋の中をあちこち隠れるのは、古典的コメディ映画の匂いがしますし、そのあとは即興での芝居説明。ここらへんは大笑いです。
元トム・クルーズ妻の二コール・キッドマンもピョンピョン跳んだりとコメディしてます。
ただ、テンションの高さや、難しいことを考えずにとりあえず映画の流れに乗らないといけないなど、人を選ぶ映画ではありますね。
わたしとしてはオープニングと「The end」の出し方が大好きです。
もしこれから観にいかれる方がいましたら、ぜひとも場内が明るくなるまで席はお立ちになりませんように。
エンドクレジットの終わりにちょっとしたお楽しみがあります。
つーか、他の映画でもクレジットが終わるまで席を立つんじゃねぇっつーの。