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『デッドコースター』

『デッドコースター』(2003)  FINAL DESTINATION 2  監督:デヴィッド・リチャード・エリス 脚本:J・マッキー・グルーバー/エリック・ブレス 出演:アリ・ラーター/A・J・クック/マイケル・ランデス/トニー・トッド/テレンス・“T・C”・カーソン/ジョナサン・チェリー/キーガン・コナー・トレイシー/リンダ・ボイド/ジェームズ・カークデヴィッド・パートコー/サラ・カーター

 オープニングで『FINAL DESTINATION 2』とタイトルが出た。おお、何年か前にあった『ファイナル・デスティネーション』の続編だったのか。
 それぐらい調べてから観に行けよって感じですが、邦題にも問題ありでしょう。ストーリー的にも一応つながっていますので、一作目を先に観ておくのが吉かと思われます。

 一作目での冒頭の大事故は飛行機事故でしたが、今回は交通事故になってました。911同時多発テロの影響もあるんですかね。材木を積んだ大型トラックが車10台ぐらいを巻き込んでの大惨事になるんですが、これが衝突爆発とかなりの迫力です。
 そして、今回も予知によって大事故での死を一時はまぬがれた人たちが、死の運命によって一人また一人と死んでいきます。見せ場はその死のシーンで、一つ一つ偶然が重なっていくサスペンスと、首がちぎれたり尖った物が頭を貫いたりの惨死ぶりです。
 お勧めは、爆発で吹き飛んだ鉄条網で身体を三つにブチ斬られてしまう男。ポタポタと上半身、腹部と転がり落ちていくのがなんとも嫌です。こんな死に方はしたくないですな。『CUBE』や『バイオハザード』にも同じようなシーンはありましたけどね。
 落下してきた巨大なガラス板に押しつぶされる人もいます。ただ、せっかく透明なガラスが平らに落ちてくるのだから、個人的には横からだけでなく上からのカットも欲しかったですね。ゴキブリを叩きつぶしたようにペチョっとなるんでしょうか?うわっ、グロっ!
 登場人物達が偶然に見える事故で死んでいくという点では『オーメン』の流れなんでしょう。ただ、ダミアンみたいな明確な“悪”は存在しませんが。悪と言うより命あるものはいつかは必ず死ぬという運命が相手です。

 さらに、実はMacムービーだったりもします。
 宝くじに当たった男は液晶スタンド型iMacのダンボールを抱えて家に帰ってきますし(その直後無惨にも死にますが)、少年の机の上には一世を風靡したディスプレイ一体型のスケルトンiMacが置いてありますし(しばらくしてから悲惨な死に方をしますが)、主人公の女性はPowerBookを使っていてスクリーンにリンゴマークが大写しです(そして最後には・・・)。
 この映画にAppleが協力してたりするんですかね。なんかMacを使ってるとろくな死に方をしないって感じにも取れるんですけど。
 まぁ、シャレの分かる会社だしなぁ。

 ホラー映画では、ラストに「さぁこれで一安心」と思わせた後でまだもう一ひねりと、いうのがよくあります。
 もっとも、もはやあまりに当たり前の手法過ぎて観客にも予測がつき、“一ひねり”でもなんでもない場合がほとんどですけどね。
 この作品の場合は・・・作り手の思惑にはまってしまった。くわっ。わはは。

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