『シックス・デイ』(2000) 監督:ロジャー・スポティスウッド 出演:アーノルド・シュワルツェネッガー/トニー・ゴールドウィン/ロバート・デュヴァル/マイケル・ルーカー
『ターミネーター』をリアルタイムで観たものの宿命として、アーノルド・シュワルツェネッガーの出演作は観てしまうのだ。
『キンダガーデン・コップ』や『ジュニア』のような観る前からつまらなそうな作品だって観るし、それどころかシュワルツェネッガー監督作品の『キッチン・ウォーズ 彼女の恋は五つ星』だって映画館で観た。
もちろん、『シックス・デイ』も観てしまうわけである。
「いきなりの日テレジブリ豚の遠吠えには驚きましたね」
提供のパイオニアや日テレのクレジットから始まったからな。その後には東宝東和配給ならではの邦題のクレジット。変わる物があれば変わらぬ物もありだ。
舞台は近未来。ごくごく近い近未来だとオープニングで語られる。
クローン技術の発展に伴い、人道的立場から人間のクローンを禁止する法律“6d法”が制定された時代。
シュワルツェネッガー演ずるアダムは悪人の手によってクローンされてしまう。家に帰ったら自分がもう一人いるではないか。あいつは誰?俺は誰?とか言っている間に事件に巻き込まれていくのだが・・・
まず、悪人たちがアダムをクローンする理由がバカ。
単なる人違いってどういうことだよ。
「一人をクローンするのに120万ドルかかるって言ってましたが、そんなにお金がかかるなら、クローンする前にちょとした事前調査ぐらいすればいいと思うんですけどね」
悪人たちの人数は少ないんだけど、殺しても殺してもまたクローンで生き返ってくる。
生命の倫理もへったくれもあったもんじゃないな。
アダムの職業は観光ヘリのパイロットなのだが、そのくせして敵の本拠地に乗り込んだときに、監視カメラをレーザーガンで正確に射撃するなど戦闘慣れしているんだ。軍隊に所属していたことがあって、戦争経験もあるらしい。
ベトナム戦争ってことはないだろうから、するってーと、近未来までにアメリカはまた戦争をするんだな。
どこの国が相手なんだろうねぇ。世界情勢から考えるに北○○かな?
(その後、アフガニスタンでドンパチがありました)*追記
(と思ったらイラク戦争でした)*追記
「すると、日本も巻き込まれるんですかね」
う~ん、どうかねぇ。でも、ショッピングモールにPioneerの広告が出ていたから日本は無事なんじゃないか?
そして、最後は二人のアダムが一緒になって敵の本拠地で大暴れだ。
ジャン・クロード・ヴァン・ダムの『ダブルインパクト』やジャッキー・チェンの『ツインドラゴン』みたいなもんだ。
ちょっとしたどんでん返しや主人公の名前がアダム(当然、最初の男性だわな)といったところはあるが、特にここがスゴいってのはなかった。
ロバート・デュバルやマイケル・ルーカーが出ていたのが収穫かな。