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『グリーン・デスティニー』

『グリーン・デスティニー』(2000) 監督:アン・リー 出演:チョウ・ユンファ/ミシェル・ヨー/チャン・ツィイー/チャン・チェン

コロンビアピクチャー作品だからハリウッド資本のアジア映画といったことになるのかな。
まてよ、コロンビアピクチャーはSONY資本か。
昔の中国を舞台に、二組の男女の愛が剣劇と共に繰り広げられる。

「なんていうか、チグハグな感じのする映画でしたね」

そうだね。ロマンス部分とアクション部分が完全に乖離してしまっているよね。まるで2本の映画を無理やり編集で1本につなげてしまったかのようだ。
シーンとシーンを黒身カットでつなげるなどの手法を取っていたり、全体の演出から考えるに監督は文芸肌の人なんじゃないかな。ロマンス映画に無理やりアクションシーンを押し込んだってのが本当のところかな。

「でもアクションの出来は良かったですね。アクション監督は『マトリックス』でクンフーの振り付けをやったユエン・ウーピンですし。茶店での闘いのシーンなんかカッコよかったですよ」

うん。とにかく人が飛ぶ、跳ねる。
屋根の上から上へと飛ぶ、竹林の枝の上を飛びながら戦う、水面すら跳ねて飛ぶ。
『チャイニーズゴーストストーリー』とかの頃は吊っているワイヤーが丸見えだったけど、CGや合成を使ってワイヤーを消しているんだろうね、全然見えなかった。

チョウ・ユンファとミッシェル・ヨーが出演していて、二人は心の奥で愛し合っている。
役者としての格から考えれば二人が主役なんだろうけど、本当の主役はもう一組の若い男女の方かな。あえて言うならチョウ・ユンファとミッシェル・ヨーは特別出演っぽいね。
個人的にはチョウ・ユンファの剣劇シーンが観れたから満足かな。かなり練習したんだろうね。

「チョウ・ユンファってアクションはどうなんですか」

喫茶店でウエイターをやりながら俳優を目指していた人だから、例えばジェット・リーみたいな武術を鍛錬してきた人とは違うね。銃を使ったアクションは多いけど、クンフー的なアクションは『狼たちの絆』で観たぐらいかな。
今回も激しいアクションはミッシェル・ヨーに任せてるしね。

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