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『オーロラの彼方へ』

『オーロラの彼方へ』(2000) 製作・監督:グレゴリー・ホブリット 出演:デニス・クエイド/ジム・カヴィーゼル/エリザベス・ミッチェル/アンドレ・ブラウワー/ノア・エメリッヒ

最大のメッセージは『煙草を吸うと肺ガンになるから止めましょう』ってことだな。

「オチからいうとそうかも知れませんが、オーロラによる超自然現象によって、
    無線機で30年の時を超えた父と息子の親子愛の物語でしょ」

予告編を観たときはそうおもったんだけどね~。
実際に観に行ったら、もっと意外な作品だった。良い意味で期待を裏切られたって感じかな。
まずは30年前に死んだ父と無線機で話しが出来るというファンタジーとして始まり、息子のアドバイスによって父親が助かる。しかし、そのことによって未来が変わりタイムパラドックスが起きる。ここら辺はSFだね。
そして看護婦ばかり狙う連続殺人鬼に看護婦である母親が殺されてしまい、そこから1969年の父親と1999年の息子とが力を合わせての犯人追跡が始まる。サスペンススリラーだよね。

「なんか、ジャンルがてんでバラバラですね」

うん。 これだけの違った要素を1つにまとめあげた脚本が良く出来ている。
例えば、ラストで使われる散弾銃にしても、映画の冒頭でチラッと出てくるし、「息子は医療ミスで死にました」といったセリフなども後々への伏線なんだ。
最後はこれで終わりか、とホッとさせつつも、そこからもう一波乱ある。
細かいところまできっちりと練り上げられているね。
演出もその脚本を受けて、きっちりと撮っている。

主演は父親がデニス・クエイド、息子がジム・カヴィーゼル。二人ともハマリ役だね。
デニス・クエイドは笑ったときの頬の持ち上がり方が宍戸錠を思わせる。好きな役者だな。
それと、息子の子供の頃からの友人として『トゥルーマンショー』でトゥルーマンの友人を演じていた俳優が演じている。この俳優の名前までは知らないが、悪役専門の役者がいるように、主人公の友人を演じさせたら一番なのかな?

過去で銃によって手を吹き飛ばされたら、未来で手が消えていく。
この時のCGの使い方が上手いね。大げさにCGを使う作品は多いが、ちょっとしたシーンで使う方が難しいはずだ。

この映画最大のギャグは『ヤフー』だな。
ボロ車に乗っていた友人がラストにはベンツに乗っているシーンは笑わせてもらった。

結論
「千年たっても、アメリカの学生が学校で教わることが3つある。それは憲法、ロックンロール、そして野球だ」

「煙草は止めよう」だな

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