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『アタック・オブ・ザ・キラー・トマト』 殺人トマトがやってくる

B000JUBEUG.jpg『アタック・オブ・ザ・キラー・トマト』(1978) 監督:ジョン・デ・ベロ 出演:デヴィッド・ミラー/シャロン・テイラー

 ある日、突然トマトが人類を襲い始めた。果たして殺人トマトを倒すことが出来るのか?という、大バカパニック映画。
 『エルヴァイラ』という映画の中で『史上最低の映画』として紹介されておりました。でも、その『エルヴァイラ』自体もかなりのバカ映画でしたが。
 何が良いっていったってテーマソングが良い。「♪アタ~ック・オブ・ザ・キラートマ~トズ♪アタ~ック・オブ・ザ・キラートマ~トズ♪なんとやらかんとやら~♪」一度聞いたら2~3日は耳に残ること間違いなし。
 トマトが襲ってくるといってもSFXでトマトをモンスターとして操っているのではなく、どうみても単にスタッフがフレームの外から登場人物に向けてトマトを投げてぶつけてるだけ。なめとんのか、コラ。
 トマトに立ち向かうべく特殊部隊が結成されますが、ほんとーに特殊な奴らなのでてんで役に立ちません。サイボーグは予算の関係で身体の左半分だけ改造されたので、ジャンプすると右にすっ飛んでいってそのまま。変装の名人は単にトマトのかぶり物を着ただけ。それでもこの男はトマトの群れに潜り込むことに成功しますが、食事の時うっかり「トマトケチャップない?」と言ってしまい、そのまま行方不明に。
 そんなこんながありながらも、ついにトマトの弱点が発見されます。それはある曲。その音楽を流すと、トマト達はバタバタとやられていきます。『マーズ・アタック』の火星人の弱点も懐メロでしたよね。ティム・バートンがオマージュったんでしょうか?
 そしてトマトも根絶か、と思いきや全長4~5メートルはある親玉トマトが耳当てをして現れます。なるほど、それなら音楽は聞こえない・・・ってトマトの耳ってどこ?おまけにこの親玉トマト、下にある車輪が丸見えなんですが、監督はそのあたり全然気にしてないようです。主人公とヒロイン絶体絶命!この危機を乗り切るには、そう楽譜!楽譜をトマトに見せるしかない。つーわけで、人類は辛くもトマトに打ち勝ったのでありましたとさ。めでたしめでたし。
 しかしその頃、畑ではニンジンが動きつつあった・・・なんじゃそりゃぁぁぁ

 ちなみにこの映画の撮影中に撮影ヘリが墜落して死人が出ているのですが、その墜落シーンはしっかりと劇中で使われています。やだなー、この映画で死ぬの。
 とか文句を付けつつ実はかなり好きな作品。いや、メッチャ好きな作品。バカ、ほんっとバカ。唐突にスーパーマンかもしれない新聞記者が出てきて、しかも意味なし。なんだそりゃ。
 表面的なトンデモばかり話題になりますが、根本は結構きっちりとコメディしてます。続編も何作か作られましたが(作るなよ)、どれもバカです。でも最低映画じゃありません。そこんとこ重要。

 嬉しいことに第一作のDVD化が決まりました。オレ?もちろん予約済みさ。

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