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『アンデッド』 オージーゾンビ

『アンデッド』(2003) 監督・脚本:監督:ピーター・スピエリッグ、マイケル・スピエリッグ 出演:フェリシティ・メーソン、ムンゴ・マッケイ

どうも不完全燃焼だなぁなどと思いながら『ドーン・オブ・ザ・デッド』の上映館から出て来たところで壁に貼られた『アンデッド』というポスターを見かけた。アンデッドというからにはゾンビ物なのだろうか。妙に安っぽいそのポスターに若干の不安も覚えたが、とりあえず観ることにした。

オーストラリアの田舎町バークレー。ある日そこに隕石群が降ってきて、その隕石から何かが感染したのか死人がゾンビになり生きている人を襲い始める。ひたすら逃げるばかりの主人公たちだったが、この騒動を予想し銃器で武装していた男と合流しゾンビとの戦いに転じる。果たして町からの脱出は可能なのか?

徹底したパワーやバカさには欠ける物の、サム・ライミの『死霊のはらわた2』(1987)やピーター・ジャクソンの『バッド・テイスト』(1987)などを思い出させるバカホラー映画ではある。
ゲームセンターの射撃ゲームばりに、デザートイーグルの二丁拳銃や三連散弾銃でゾンビを倒しながらストーリーは進む。人口の少ない田舎町なのでゾンビの数もそんなにはおらず、同時に出てきてもせいぜい10体。これならば戦おうとも思えるだろう。
ブーツの拍車を壁に打ち付けて逆立ち状態での掃射などがバカで良かったが、全体的にアイディアの分量が乏しい感じがするのが残念か。
後半、宇宙人の登場などで勢いが止まってしまうが、ほとんどの謎はラストまでに解明される。
舞台の大半を雨の降りしきる夜にしたことで、低予算をさほど感じさせない画面になっている。また、そのせいで血の赤がほとんど黒に見えているのでレイティング面も考慮しているのかも知れない。もっとも、R-15指定になっていたが。

ラストでヒロインが持っている連結散弾銃が一つ増えて四連になっていたのは笑ってしまった。

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