『グレート・ウォリアーズ 欲望の剣』(1985) 監督:ポール・ヴァーホーヴェン 主演:ルトガー・ハウアー
下品大王ことポール・ヴァーホーヴェンがオランダ時代に撮った西洋時代劇。
合戦シーンなどの迫力のある場面もあるが、やはりヴァーホーヴェンとくればグロとかゲロ。
絞首刑になった男が精液を滴らせた大地に生える魔法の植物マンドレーク(マンドラゴラなどとも呼ぶ)。
そのマンドレークを見つけた若い女性と青年。さっそくマンドレークを引き抜くと二人で食べてしまった。(この映画ではマンドレークは引き抜かれる時に悲鳴をあげるうんぬんは出てこない)
マンドレークを食べた恋人達は永遠の愛で結ばれるという。気持ちが高ぶってきて熱いキスを交わす男と女。
で、カメラが切り替わって引きのショットになると、木の下で抱き合っている二人の後ろでは絞首刑になった男がぶらんぶらんと所在なげに揺れている・・・しかも、かなり腐りかけ。
まったく、どんなラブシーンやねん。
単にグロいだけのラブシーンなら他にもあるが、一見美しくて実はメチャメチャグロいというところがさすがヴァーホーヴェンだ。
ただ、個人的にはこの人の下品は「ほらどうだい、下品だろ」という“いかにも”さがあるのであまり好きではなかったりするが。